プローブデータを活用して事故・渋滞箇所を検知 NEXCO中日本が技術実証を実施へ

プローブデータを活用したイベント検知例
プローブデータを活用したイベント検知例全 3 枚

NEXCO中日本は1月28日、クルマのプローブデータを可視化して事故、渋滞箇所の検知やカメラ映像と点群データを用いて地形変状を把握する手法の有効性など、イノベーション交流会での技術実証5件に新たに取り組むと発表した。

【画像全3枚】

NEXCO中日本は、コンソーシアム方式によりオープンイノベーションを推進する組織として「イノベーション交流会」を2019年7月に設立し、現在までに103の企業・団体の会員からの提案内容の実現性などを検討してきた。現在進めている16件の実証に加えて、2020年度対象テーマのうち、新たに「高速道路のモビリティマネジメント」に関する1件、「高速道路のインフラマネジメント」に関する2件、「現場オペレーションの高度化」に関する2件、計5件の実証について2月から開始する。

富士通が交通事故防止や渋滞発生抑制などの事前対策および事象検知の迅速化による早期復旧を実現するため、車両位置や走行速度などのプローブデータを可視化して、事象検知の可能性を実証する。三菱電機は3Dレーザスキャナと監視カメラを一体化したカメラを用いて、変法面崩落などの地形変化が発生した際の変状を迅速に把握する技術と運用手法の有効性を実証する。

ソニービジネスソリューションは、現場での効率的なコミュニケーションを実現するため、高速道路の料金所でスマホインカムアプリ「Callsign」の音声共有機能を用いて業務効率性を実証する。

構造計画研究所は点群データを活用して建築工事の出来形管理を高度化する可能性の実証、東芝デジタルソリューションズがスマホからの音声を即座にテキスト化して共有する機能による効率性を実証する。

今回の実証の追加で、全体で21件の実証を進めていくことになる。それぞれの実証結果を踏まえて、業務への導入の可能性を検証し、導入が可能な場合は速やかに技術開発を進めていく。

《レスポンス編集部》

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