KDDI、自動運転向け事業強化…米国の位置情報ベンチャーに出資

スイフトの高精度位置測位サービスのイメージ
スイフトの高精度位置測位サービスのイメージ全 1 枚

KDDIは2月10日、自動運転技術の発展を見据えてモビリティへの活用が見込まれる独自の高精度位置測位技術を保有する米国のスイフト・ナビゲーションに出資したと発表した。

KDDIは、2020年8月から9月にかけて日本で、スイフトと高精度位置測位技術を活用した実証実験を共同で実施した。今回の出資を通じて、スイフトの事業成長を支援し、自動運転技術の発展を見据えた新たな測位技術の開発や事業創出で協力していく。

スイフトは、独自の高精度位置測位技術を保有し、米国GPSや日本の(準天頂衛星など、複数の衛生信号を用いたリアルタイムな測位や、自動運転車両にセンチメートル単位の高精度な位置情報サービス「スカイラーク」を提供している。また、サービスを安価に導入できるように多種多様な機器に対応する測位支援ソフトウェアも開発、自動運転技術の実現を支援している。

KDDIは有望なベンチャー企業を広く支援するコーポレートベンチャーファンド「KDDIオープンイノベーションファンド3号」(運用総額200億円)からスイフトに出資した。

スイフトは既に米国全土、欧州でサービスを展開しているが、今後はアジアへ事業を拡大する予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. 衝突試験、1回の費用はおいくら? ホンダ栃木四輪開発センターで見学
  4. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  5. 復活の『テスタロッサ』にスパイダー、ハードトップは14秒で開閉可能…最高速330km/h
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る