生まれ変わる青森駅…青函連絡船時代の駅舎が60年余りの歴史に幕 3月26日限り

青函連絡船が発着していた時代以来の現・青森駅舎。2019年12月28日。
青函連絡船が発着していた時代以来の現・青森駅舎。2019年12月28日。全 10 枚

JR東日本は2月15日、奥羽本線青森駅(青森県青森市)の新駅舎を3月27日に供用開始すると発表した。

青森駅は、東北本線上野~盛岡間とIGRいわて銀河鉄道、青い森鉄道の前身となる、私鉄の日本鉄道上野~青森間が全通した1891年9月に開業した。奥羽本線と青い森鉄道線(旧東北本線)の列車が合流するように発着する終端駅で、現在の駅舎は1959年に供用を開始した四代目。かつて北側には、1988年9月に運航を終えた青函航路の青森桟橋があった。

2018年10月から整備が進められてきた新駅舎は鉄骨造りの2階建てで、現駅舎より西寄りに配置される。長年、青森駅の象徴のひとつとなっていた乗換え跨線橋は北側へ移す形で新設。その跡と思われる南側には幅員約6mの自由通路が設置され、東西の往来が容易になる。共同使用している青い森鉄道の駅舎も新しくなり、南側に設置される。

なお、供用開始初日の10時から15時まで開業記念イベントが開催される。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  4. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る