モビリティビジネス・プラットフォーム「SHOP STOP」を展開するMellow(メロウ)は、キッチンカー車両相談数の増加を受けて、車両選びに特化した新サービス「キッチンカープランナー」をリリースした。
メロウに登録しているキッチンカーの台数は2020年12月現在、前年同月比1.4倍に増加。また、キッチンカー開業相談問い合わせも、緊急事態宣言発出前の2020年3月と比較すると約10倍に増加している。
メロウが独自で行った調査では、キッチンカー開業予定者の180人中136人が「車選びについて相談したい」と回答。キッチンカーを新規で始めようとしても「どのようなポイント」を踏まえてキッチンカーを購入して良いか分からないなどの不安を抱えている事業者は全体の約8割にのぼった。また、「購入した車両について後悔している」「メンテナンス不良の中古車を購入してしまった」などの声も寄せられている。
キッチンカーは移動型の飲食店舗のため営業許可を取得しなければならないことはもちろん、衛生的で効率的な仕様であることが求められる。さらには、営業開始後の経営方針まで踏まえた上でどのような車両にするか決める必要があり、これらを新規の開業者希望者が情報収集することは困難だといえる。
このような中、メロウはキッチンカーの車両選びに特化したサービス「キッチンカープランナー」をリリースした。東京、神奈川、埼玉、千葉で移動販売など、飲食店事業の多角化を検討している事業者などを対象に、キッチンカー開業前の車両相談を無料で実施。新規開業者が安心してキッチンカーを開業できるようサポートする。
併せて、これまで提供してきた開業支援パッケージであるリース車両の「フードトラックONE」だけではなく、サイズや予算などに応じた車両の選択肢を増やすことで、より個性豊かなキッチンカーの開業をサポートしていく。