新型 BRZ GT300 が登場!…スバルSTIが2021年のモータースポーツ体制を発表

SUBARU BRZ GT300 シェイクダウン
SUBARU BRZ GT300 シェイクダウン全 23 枚

スバル・STIは22日、2021年のモータースポーツ体制を発表した。2021年のSUPER GT選手権は新型「BRZ GT300」で参戦すると発表した。またニュルブルクリンク24時間レースは残念ながら参戦を断念することを合わせて発表した。

【写真】SUBARU BRZ GT300 シェイクダウン(全23枚)

SUPER GT選手権はベースとなる市販車の『BRZ』が日本国内での販売を終了しており、新型BRZがワールドプレミアされているなかで、国内でも新型BRZが遠からず発表されると思われる。SUPER GTにおいてはベース車両の変更に伴い、SUPER GT参戦車両も新型BRZをベースとされるマシンに変更された。2021年「ライトウエイト・コーナリングマシン」をコンセプトに、これまで磨き続けてきた技術と知見を盛り込む事で、全戦ポイント獲得し、シリーズチャンピオンを獲得するとしている。

チーム総監督を今までの渋谷真氏から、昨年まではパワートレインの責任者だった小澤正弘氏に交代することも発表された。

スバルを象徴するWRブルーをベースに、赤、黒を交えたカラーリングとなり、昨年のカラーリングからガラッとイメージを変更したデザインとなった。センターにはスバルの絆を示す赤のラインが入り、その横に水平対抗をイメージした黒と白のラインが入っている。合わせてマシンを運ぶトランスポーターのデザインも刷新され、マシンを運ぶとはブルー一色になるが、サーキットに到着して展開すると真ん中にピンクのデザインが現れる仕様となっている。

SUPER GTのドライバーは昨年までと同様に井口卓人・山内英輝選手がドライブする。また全日本ラリーは新井敏弘・新井大輝・鎌田卓麻選手がWRX STIで参戦する。86BRZレースにおいては、昨年チャンピオンを獲得した久保凛太郎・手塚裕弥選手をサポートする。

ニュルブルクリンク24時間レースは新型コロナの影響を鑑みて、今年6月の参戦を見送りとした。しかし技術開発や人材育成において非常に重要な位置付けとしており、参戦が叶う状況になれば、再度参戦を検討するとしている。

《雪岡直樹》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新車世界販売 ホンダ4位に転落、スズキ2位に浮上へ、2025年度下期[新聞ウォッチ]
  2. 「日本一“ちょうどいい日産車”」小型セダン『セントラ』の進化に日本のファンも「気合い入りすぎw」と注目
  3. 小さくてびっくり! 噂のメルセデスベンツ「ベビーGクラス」、ついに実車をスクープ
  4. ハーレーダビッドソンが8車種にリコール…バランスが取れなくなり転倒するおそれ
  5. アウディ2026年モデル、ハード・ソフト両面で大幅アップデート…新ドライブモードや先進のドライバーアシスト機能搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る