カルマの新型PHV『GS-6』、米国発表…発電用エンジンはBMW製

レヴェーロGTよりも6万ドル価格を抑える

ツインモーターは最大出力536hp

EVシステムの状態を表示するセンタータッチスクリーン

最新の先進運転支援システム

カルマ GS-6
カルマ GS-6全 7 枚

カルマオートモーティブは2月22日、新型EV(PHV)のカルマ『GS-6』(Karma GS6)を米国で発表した。

写真:カルマ GS-6

レヴェーロGTよりも6万ドル価格を抑える

カルマオートモーティブは、4ドアEVスポーツカーの『カルマ』を製造・販売していたフィスカーオートモーティブの破産後の資産を買収する形で、2014年に米国カリフォルニア州に設立された。現在、カルマ後継車の『レヴェーロGT』などを生産・販売している。

カルマGS-6は、レヴェーロGTの下に位置するカルマオートモーティブの新たなモデルレンジだ。レヴェーロGTと同様のエキゾチックなデザインを維持しながら、価格を抑えた。GS-6の米国ベース価格は、8万3900ドル(約880万円)。これは、レヴェーロGTのベース価格14万4800ドルを、6万ドル以上下回る。

ツインモーターは最大出力536hp

EVパワートレインは、レヴェーロGT譲りで、リアに搭載される2個のモーターは、最大出力536hp、最大トルク76kgmを発生する。BMWから供給を受ける1.5リットル直列3気筒ガソリンターボエンジンを、発電専用に使用する。

また、バッテリーは蓄電容量28kWhのリチウムイオンで、1回の充電での航続はおよそ130kmだ。バッテリー残量が少なくなると、発電専用のBMW製エンジンが始動し、航続は最大およそ580kmまで伸びる。

走行モードは3種類だ。「ステルス」モードでは、バッテリーのみで駆動する。「サステイン」モードでは、発電専用のエンジンから得た電力を、車両に供給する。「スポーツ」モードでは、バッテリーと発電用エンジンの両方から、モーターに電力が供給される。スポーツモードでは、特別にプログラムされたアクティブエキゾーストシステムがスポーティなサウンドを発するという。

EVシステムの状態を表示するセンタータッチスクリーン

高解像度ディスプレイは、先進運転支援システム(ADAS)の情報センターとして機能し、ステアリングフィールやアクセルペダルの反応、HVAC、オーディオ、カメラディスプレイ、その他の車両システムなどを制御する。 Bluetooth接続を使用すると、スマートフォンを使用して、Apple「CarPlay」やグーグル「AndroidAuto」をワイヤレス接続できる。

センタータッチスクリーンから「エネルギー」ページにアクセスすると、「トラックモード」に切り替えられる。エネルギーフロー、タイヤの空気圧と温度、速度、トルク、ラップタイム、G、エネルギー使用量などのデータが表示される。「ドライバー統計」ページには、バッテリー、エンジン温度、燃料使用量、運転履歴などが表示される。「エネルギー履歴」ページには、現在および過去のエネルギー使用量が表示される。

スマートフォン向けの「Karmaアプリ」は、ドライバーが車両の位置を確認したり、エアコンやドアのロック解除、充電スケジュールなどを遠隔で操作したりできる。拡張現実(AR)ユーザーマニュアルにアクセスするためのコントローラーとしても機能する。

最新の先進運転支援システム

最新の先進運転支援システム(ADAS)を導入する。アダプティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付き)、レーンキープサポート(LKS、ハンズオフ検出/警告付き)などが装備される。

意図しない車線逸脱をドライバーに警告する触覚ステアリングホイール、自動ブレーキ、ブラインドスポットモニタリング(BSM)、リアクロストラフィックアラート(RCTA)、駐車距離モニタリング(PDM)も採用した。

カーブアダプティブヘッドライトは、ドライバーがステアリングホイールを左または右に回すと、ヘッドライトがその方向に動いて車両の進路をより明るく照らす。また、サイドカメラが捉えた映像をセンターディスプレイに表示する。

サラウンドビューカメラシステムは、フロントカメラとリアカメラ、サイドカメラ、360度のオーバーヘッド車両ビューを組み合わせて、センターディスプレイに車両の鳥瞰図を表示する。

《森脇稔》

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