アウディ Q2 改良新型…4年ぶりの刷新、価格は394万円より

アウディ Q2 改良新型
アウディ Q2 改良新型全 7 枚
アウディジャパンは、コンパクトSUV『Q2』シリーズを4年ぶりに大幅に刷新し、5月(予定)より販売を開始する。

Q2改良新型は、多角形のモチーフをインサートした8角形のシングルフレームをわずかに下げ、フロントセクションの幅の広さを強調。LEDヘッドライトとともにシャープ印象を与えている。ボンネット先端には往年の「アウディ スポーツ クワトロ」のイメージを受け継ぐ3分割スリットを装備。さらに開口部が拡大したフロントバンパー、5角形のモチーフを取り入れた力強い印象のリヤバンパー、新デザインのリヤディフューザーなど、よりスポーティで存在感のあるデザインとなった。

ボディサイズは全幅1795mm、全高1530mm(アドバンスド)と、都市部の機械式立体駐車場に入庫可能。またボディカラーにアウディ初となるアップルグリーンメタリックを含む5つの新色を設定したほか、ブレードのカラーラインアップを一新している。

新たなグレード構成は「アドバンスド」と「Sライン」の2つ。アドバンスドのアンダーガードはシルバーに、サイドシルやブレードにはマンハッタングレーメタリックのコントラストペイントを施している。Sラインではアンダーガードとサイドシルはボディ同色。ブレードのコントラストペイントはセレナイトシルバーで、Sルーフスポイラーを装備する。

インテリアでは、エアベントやシフトレバーのデザインを変更。ダイヤモンドペイントフィニッシュシルバーグレーのデコラティブパネルを配している。またオプションのSラインプラスパッケージは、スポーツシートをはじめ、アルミニウムルックインテリア、マルチカラーアンビエントライティング、ステンレススチールフットペダル、ライトグラフィックのデコラティブパネル等で構成。さらにスポーティな仕様となる。

メーターパネル内には、12.3インチ液晶ディスプレイのアウディバーチャルコックピットを採用。MMIナビゲーションシステムやアウディコネクト、アウディスマートフォンインターフェイス等、利便性の高いインフォテインメントシステムを搭載している。またドライバーアシスタンスシステムは、従来のアダプティブクルーズコントロール、アクティブレーンアシスト、トラフィックジャムアシストを統合したアダプティブクルーズアシスト、サイドアシスト、プレセンスベーシック、ハイビームアシストをセーフティパッケージとして設定している。

パワートレインは、新開発の1.5リットルガソリンターボエンジンを搭載。高圧の直噴システムの採用などにより最高出力150ps、最大トルク250Nmを発揮する。高効率な7速Sトロニックトランスミッションを組み合わせ、前輪を駆動。エンジンが低負荷の際には2気筒となる気筒休止システムを採用し、より低燃費を実現している。

また、導入記念モデルとして「Q2 35 TFSI Sライン」をベースとした、限定125台の「Q2 1st エディション」を導入する。ボディカラーは、アウディ初となるアップルグリーンメタリック、そしてアローグレーパールエフェクトの2色を用意。ともにコントラストペイント、マンハッタングレーのブレードを採用する。限定モデルは、コンビニエンス&アシスタンスパッケージ、ナビゲーションパッケージ、テクノロジーパッケージ、Sラインプラスパッケージ、ブラックスタイリングパッケージのほか、アウディスポーツ19インチアルミホイール、マトリクスLEDヘッドライトダイナミックインジケーター付(フロント・リヤ)を標準装備する。

価格はアドバンスドが394万円、Sラインが430万円、1stエディションが544万円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  4. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
  5. トミカ「ムービースターズ」、第1弾は『西部警察』のスーパーZとガゼール…2026年2月発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る