バリアフリーの移動環境構築に向けMaaS活用 国交省が方向性まとめ

バリアフリー(イメージ)
バリアフリー(イメージ)全 2 枚

国土交通省は2月26日、バリアフリーな移動環境構築を後押しするため、ユニバーサル社会におけるMaaS(モビリティアズアズアサービス)の活用方策について方向性をとりまとめたと発表した。

ユニバーサル社会を実現する上では、障害者が障害のない人と同等に生活し、活動する社会を目指す、ノーマライゼーションの理念が重要で、特に移動は社会参加をするために重要な手段となっている。バリアフリーの移動環境を構築する上で、ハード面に加え、ソフト面での対応も重要で、MaaSは特にソフト面で寄与できる可能性があるため「ユニバーサル社会におけるMaaSの活用方策についての研究会」で議論してきた。

検討の結果、MaaSの特徴である情報の連携が円滑に行われるためには、事業者間で連携すべき情報やデータの種類、その提供方法を示すことが必要。このため、昨年3月に策定された「MaaS関連データの連携に関するガイドライン」に、必要な項目について反映するという方向性をとりまとめた。

今後、全国各地でMaaSに取組む事業者が共通認識を持ち、ユニバーサル社会実現に寄与するMaaSの普及につながることを目指す。
ユニバーサル社会におけるMaaSの活用方策についての研究会での研究内容ユニバーサル社会におけるMaaSの活用方策についての研究会での研究内容

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
  2. 空力とエンジン性能を高める“穴”の真相~カスタムHOW TO~
  3. 『N-BOXカスタム』用パーツが一挙発売、ブリッツからエアクリーナーシリーズ4種類・5製品が発売
  4. EV戦略の“怪”、世界的には「失速」、国内は充電設備1年間で「3割増」[新聞ウォッチ]
  5. ポルシェ『カイエンGTS』改良新型、日本での予約を開始---価格は1868万から
  6. 三菱『エクリプス クロスPHEV』は、新しい毎日に踏み出せる「今の時代、最強の1台」だPR
  7. アントレックスが折りたたみ電動スクーター『MK114』発売へ、軽自動車にも積載可能
  8. ホンダの新型SUV『WR-V』、発売1か月で1万3000台を受注…月販計画の4倍超
  9. スライドドア&大型リアゲート搭載の 「ロビンソンAI」、九州キャンピングカーショーに登場予定
  10. ロイヤルエンフィールド INT 650 発売、価格は94万7100円より…ブラックアウトの「DARK」を新設定
ランキングをもっと見る