モビリティ向け水素バリューチェーン構築へ 伊藤忠とエア・リキードが提携

セブン‐イレブンが導入するトヨタのFCトラック(参考画像)
セブン‐イレブンが導入するトヨタのFCトラック(参考画像)全 2 枚

伊藤忠商事は2月26日、工業用ガス世界最大手で水素ビジネスを手がけるエア・リキードの日本法人の日本エア・リキード、伊藤忠エネクスとともに、水素バリューチェーン構築で戦略的な協業に合意したと発表した。

伊藤忠商事、エア・リキード社、伊藤忠エネクスの3社は、大都市圏での水素の地産地消モデルを構築するため、競争力のある水素の製造・供給、水素ステーション事業の拡充を検討し、モビリティー市場を含む産業向け水素市場の拡大を図る。

また、協業を発展させ、国内外での水素事業を推進し、将来的には日本への水素の輸入を視野に入れた国際水素バリューチェーンの構築を目指す。

日本政府が昨年12月に公表した「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」で水素は幅広い用途が期待されるカーボンニュートラルのキーテクノロジーに位置付けられた。とくにトラックなどの商用の燃料電池車は、輸送分野で水素利活用が期待されている。燃料電池車の普及を後押しするため、水素のバリューチェーンを構築する。

《レスポンス編集部》

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