トヨタ、飛沫感染対策セパレータをハイエースに設定…安心安全な移動環境をサポート

飛沫感染対策セパレータ
飛沫感染対策セパレータ全 9 枚

トヨタ自動車は、『ハイエース』に「飛沫感染対策セパレータ」を設定し、3月1日より販売店装着の純正用品として販売を開始した。

新商品はハイエースのワゴン、コミューター、車いす仕様車、幼児バスなどのフロントシートとリヤシートの間に装着。病院や福祉施設、観光での送迎などで、乗客や運転手の飛沫感染リスクを低減し、安心して乗車してもらうことを狙いとしたものだ。

トヨタ自動車はコロナ禍の中、「もっといいクルマづくり」を支える製造現場のモノづくりの力やTPS(トヨタ生産方式)を活かし、マスクやフェイスシールドの生産、医療用防護ガウンの生産性向上支援、足踏み式消毒スタンド「しょうどく大使」の市販化などを推進。また、飛沫循環抑制車両の提供にも取り組んできた。

今回発売する飛沫感染対策セパレータは、送迎で使用するハイエースにも装着可能なセパレータがすぐ欲しいとの声に応えるべく、検討を進めてきたもの。いち早く商品化するため、ハイエースバンに設定されている「ルームセパレータカーテン」をベースとした試作品を医療や福祉の現場に持ち込み、使い勝手など現場のニーズを聞き徹底して「カイゼン」を重ねた。洗浄などを考え脱着可能とし、車内の状況を把握しやすいように透明なビニール素材を全面に採用。また、前後席のどちらからでもファスナーにてセパレータを開閉可能とするなど、誰もが使いやすく、購入しやすい純正用品として誕生した。

設定対象は、ハイエースのワゴン「グランドキャビン」「GL」「DX」、ハイエースのコミューター「GL」「DX」、ハイエースのウェルキャブ(メーカー完成特装車)車いす仕様車、ウェルジョイン、ハイエースのTECS(メーカー特装車)幼児バス、ビジネス送迎車「ファインテックツアラー」で2013年マイナーチェンジ以降の車両。価格(取付費など諸費用別)は2万7500円。

《纐纈敏也@DAYS》

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