定期運用を離脱した近鉄の「新スナックカー」12200系…記念乗車券発売や引退記念ツアーも

定期運用が終了した12200系。いわゆる「汎用特急」として運用されていたが、今後はツアー向けの臨時列車で運行が続けられる。
定期運用が終了した12200系。いわゆる「汎用特急」として運用されていたが、今後はツアー向けの臨時列車で運行が続けられる。全 4 枚

近畿日本鉄道(近鉄)は3月3日、12200系の引退記念ツアーを5月15日に催行する予定であることを明らかにした。

【画像全4枚】

12200系は、1967年に登場した名阪特急用12000系に続いて1969年から増備された特急用車両。12000系には軽食類を座席まで提供するスナックコーナーが設けられていたことから「スナックカー」の愛称が付けられていたが、12200系ではスナックコーナーでも直接食事をできるよう改良され、「新スナックカー」と呼ばれた。

当初は先頭車のみの2両編成で登場したが、1971年以降は中間車の増備が進み、4両編成や6両編成も登場。最盛期には2両編成29本、4両編成24本、6両編成2本が在籍していた。

2020年4月時点では4両編成17本、2両編成3本が残るのみとなっていたが、2021年2月13日には名阪特急が80000系『ひのとり』や21000系、21020系による『アーバンライナー』シリーズにすべて置き換えられ、汎用特急車両として運用されていた12200系は2月12日限りで定期列車から離脱した。

今後はイベント列車などで臨時運用されることになっており、5月15日に催行予定のツアーでは、撮影会が開催される青山町車庫(三重県伊賀市)へ向かうことになっている。詳細は3月中旬に近鉄のウェブサイトで発表される。

このほか12200系の定期運用離脱を記念した乗車券が3月29日から発売される。大阪難波駅からと、近鉄名古屋駅からの2種類があり、発売額は各1220円。

先行して近鉄のウェブサイト上では3月6日10時~3月11日17時に予約を受け付け、3月12~28日に大阪上本町駅または近鉄名古屋駅で購入できる(各駅先着700人まで)。

発売数は各3000枚で、1人各2枚まで購入できる。9月30日まで発売されるが、売切れ次第、発売終了となる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『WR-V』改良新型、インドで先行発表…新グリルとLEDで表情変化
  2. ギャランGTOやシビックなど計160台…アリオ上田 昭和平成名車展示会 3Days
  3. ジムニーとガチンコ勝負…ではない!? ダイハツの軽SUV『ラガー』約30年ぶり復活か
  4. 日産『ノート』次期型、2027年12月発売か? 第3世代 e-POWER搭載へ
  5. 【レスポンス読者試乗会】乗って初めて見えた、4組の試乗者が語る日産『エクストレイル』のリアルPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  2. 廃棄ガラスのフロート板ガラス水平リサイクルに成功、日本板硝子と板硝子協会が国内初実証
  3. 全ての体格に対応する後席用新型シートベルト、ZFが2025年央発売へ
  4. スカニア、中国で新事業開発組織「VNBC」設立…電動・自動運転輸送を加速へ
  5. 【セミナー見逃し配信】※プレミアム・法人会員限定 欧州自動車産業の次の一手、欧州の現場で何が起きているのか~EV減速局面・SDV/AIへの移行・中国勢の浸透~
ランキングをもっと見る