ワールドカーオブザイヤー、EV賞を新設 2022年から

日産リーフ(欧州仕様)
日産リーフ(欧州仕様)全 12 枚

ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は3月2日、「2022ワールドカーオブザイヤー」から、新たな賞として、「ワールドEVオブザイヤー」を設けると発表した。

写真:各社の主なEV

ワールドEVオブザイヤーは、電気自動車市場の世界的な拡大と、環境に配慮した自動車メーカーの取り組みを支援することを目的としている。

例えば、2020年の欧州市場における代替燃料車(EVやPHV、ハイブリッド車など)の販売台数は302万1762台で、前年比は70.5%増と大きく伸びた。総販売台数302万1762台の中で、EVとPHV(プラグインハイブリッド車)は136万4813台を販売し、前年に対して約2.4倍と好調だった。

このうち、EVは前年のおよそ2.1倍の74万5684台。PHVはおよそ3.1倍の61万9129台を売り上げた。2020年の欧州におけるEVとPHVの市場シェアは、10.5%。前年の3%に対して、7.5ポイント増加している。

2022ワールドカーオブザイヤーは、2021年8月に米国で開催される予定のニューヨークモーターショー2021が始まりの場となる。ワールドEVオブザイヤーの新設について、EVの重要性と関心の高まりを受けて、ユーザーに信頼できる情報を提供することが最も重要、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. マツダ、クーペコンセプトと新型『CX-5』初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
  5. ホンダ『CR-V』にハイブリッド、日本発売に先駆けプロトタイプ公開へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る