春の全国交通安全運動、感染対策を実施して 4月6日から

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警察庁は、4月6日から4月15日までの10日間、「春の全国交通安全運動」が実施されると発表した。

2020年の交通事故死者数は警察庁が統計をとり始めた1948年以降最少を4年連続で更新し、初めて3000人を下回ったものの、「第10次交通安全基本計画」で掲げた2020年までに24時間死者数を2500人以下とする目標は未達成だったことから取り組みを強化する。

今回は、歩行者や自転車利用者に自らを守るために交通ルールを遵守すること、運転者には他者に対する思いやりの気持ちを持った運転、特に、歩行者の安全を図ることについて意識付けを行うなどを運動の重点に置いた施策を推進する。施策の推進では、都道府県警察のウェブサイト、SNS、広報動画など、各種媒体を積極的に活用するほか、学校の放送設備やオンライン会議システムを活用した交通安全教育など、従来の方法にとらわれない、時代に即した効果的な活動となるよう見直す。

また、地域住民が主体となる交通安全活動の推進するとともに、警察各部門が緊密に連携して警察の総合力を発揮して取り組む。

重点的推進事項は子供と高齢者を始めとする歩行者の安全の確保、自転車の安全利用推進、歩行者などの保護を始めとする安全運転意識の向上。

また、交通指導取締りを始めとする街頭活動では、装備資機材を効果的に活用し、現場責任者の適切な指揮の下、受傷事故防止と新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策を実施することとする。街頭活動や交通安全総点検でも関係機関・団体や交通ボランティアなどの参加者の感染症対策に留意することとしている。

《レスポンス編集部》

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