ルノー『アルカナ』に「R.S.ライン」、スポーティ仕様を年内に欧州設定

R.S.ラインは「ルノースポール」にインスパイア

赤がアクセントのインテリア

レベル2の自動運転機能

ルノー・アルカナ の「R.S.ライン」
ルノー・アルカナ の「R.S.ライン」全 18 枚

ルノーグループは3月4日、ルノー初のSUVクーペの『アルカナ』(Renault Arkana)に2021年第4四半期(10~12月)、「R.S.ライン」を欧州で設定すると発表した。

R.S.ラインは「ルノースポール」にインスパイア

R.S.ラインは、『メガーヌ』や『クリオ』(日本名:『ルーテシア』に相当)、『キャプチャー』に用意されており、アルカナが第4のR.S.ラインになる。R.S.ラインは、「ルノースポール」にインスパイアされた新しいエクステリアデザインを採用している。

R.S.ラインの内外装は、より個性的で活気のあるデザインを追求した。多くの顧客のニーズを満たすスポーティなエクステリアが特長になる。ルノーによると、R.S(ルノースポール)モデルと共通イメージを持たせているという。

エクステリアには、F1マシンにインスピレーションを得たブレードをはじめ、ハニカムグリルを備えた専用フロントバンパー、グレーのリアエアディフューザー、オーバーティントウィンドウ、「シルバーストーン」アルミホイールが採用される。R.S.ラインのエンブレムも添えられた。クロームメッキのデュアルエキゾーストとダークメタルのスキッドプレートも装備されている。

赤がアクセントのインテリア

インテリアには、カーボン仕上げのダッシュボードとドアトリムが特徴だ。ダッシュボードの上部には赤いトリムが配され、ブラックのルーフライナーを組み合わせる。赤いトップステッチを、穴あきレザーステアリングホイールやレザー&スエード仕上げのドアパネルなどに採用した。シートベルトには、赤いストリップが付く。アルミペダルとR.S.ラインのエンブレムも装備されている。「E-TECH」ハイブリッド車には、トランスミッションケーブルのない「e-シフター」と呼ばれるシフトレバーが付く。

オプションの「カラーパック」は、前後バンパーとアンダープロテクション、ドアストリップが、ボディ同色仕上げとなる。ブラックルーフとグロスブラックスポイラーも装備されている。

レベル2の自動運転機能

アルカナには、ルノーの最新の先進運転支援システム(ADAS)が採用された。レベル2の自動運転機能を備えた「ハイウェイ&トラフィックジャム・コンパニオン」を含めた「ルノー・イージードライブ」システムを用意している。

ハイウェイ&トラフィックジャム・コンパニオンは、自動ストップ&ゴー機能付きのアダプティブクルーズコントロールに、「レーン・キープ・アシスト」を組み合わせたものだ。システムは、静止状態から最高160km/hの幅広い範囲で作動する。

車両のスピードを調整し、車線の中央を走行することを支援しながら、前方の車両との間で、安全な車間距離を維持する。渋滞時に停車した際に前車が発進した場合、ドライバーがアクセルを操作しなくても、3秒以内に自動的に再発進することができる。

レベル2の自動運転機能のハイウェイ&トラフィックジャム・コンパニオンは、運転の快適性を大幅に向上させる。それでもドライバーはステアリングホイールに手を添え、道路に注意を向ける必要がある。

また、自動ハイビームアシストヘッドライトは、フロントのカメラを使用して、明るさや交通量などのデータに基づいて、ヘッドライト自動的に切り替え、夜間の運転を支援する、としている。

《森脇稔》

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