ヘッドアップディスプレイ、コネクテッドカー導入で需要増…市場規模は2025年に46億米ドル

メルセデスベンツSクラスのHUD(日本精機、2020年)
メルセデスベンツSクラスのHUD(日本精機、2020年)全 11 枚

ヘッドアップディスプレイ(HUD)の市場規模は、2020年の13億米ドルから年平均成長率28.5%で成長し、2025年には46億米ドルに達すると予測される。ヘッドアップディスプレイ市場で最も重要なアプリケーションは、自動車製造業だ---。

【画像全11枚】

グローバルインフォメーションは8日、市場調査レポート『ヘッドアップディスプレイ(HUD)の世界市場・COVID-19の影響(~2025年):コンポーネント(ビデオジェネレーター・プロジェクター/プロジェクションユニット・ディスプレイユニット・ソフトウェア)・タイプ(従来型・AR型)・用途・地域別」(発行:MarketsandMarkets)の販売を開始した。

このレポートによると、HUD市場の成長を牽引する要因は、乗客や車両の安全性に対する意識の高まり、衛星ナビゲーション技術とHUDシステムのと組み合わせによって提供される利便性、コネクテッドカーや高度な技術を備えたHUDへの需要の増加、拡張現実市場の成長、などとなっている。

乗用車の持つ利便性、快適性、エンターテイメント性に加え、接続機能の多様化が、コネクテッドカーの需要を牽引している。また、渋滞で車内の滞在時間が増加し、車内での接続機能の需要が高まっている。コネクテッドカーは、インフォテインメントユニットからエンターテインメントを提供し、ナビゲーション、交通情報、駐車スペース情報など、便利で安全な機能を提供する。このようにHUDはコネクテッドカーには欠かせないものになると予想される。

いっぽうHUD市場の成長の抑制要因は、既存の技術の輝度、解像度、電力効率にある。HUDには、高解像度のカラーディスプレイ、大きな視野(FOV)、高い輝度レベルが要求されるようになった。また、投影画像がフロントガラスの広範囲に表示されるため、電力消費も課題となっている。

《高木啓》

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