“スクーターとSUVの融合”ADVファミリーのDNAを125ccに、ホンダ『ADV125』新型発表…EICMA 2026

ホンダ ADV125
ホンダ ADV125全 36 枚

ホンダは、11月3日に開幕した「EICMA 2026」で、125ccクラスの「シティアドベンチャー」モデル『ADV125』を発表した。SUVにインスパイアされたタフなスタイリングと充実した装備、日常的な実用性を125ccクラスで提供する。

【詳細画像】ホンダ ADV125

◆ADVファミリーのDNAを125ccに

ホンダ ADVシリーズホンダ ADVシリーズ

ホンダは2017年に『X-ADV』でスクーターとアドベンチャーモデルを融合した「シティアドベンチャー」という新カテゴリーを提案。欧州を中心に一大ジャンルを創出した。その後、『ADV350』を加えてラインアップを拡充してきたが、ADV125はそのコンセプトをさらに小排気量クラスへと広げるモデルとなる。

開発コンセプトは「Beyond Boundaries - An Exclusive Urban Explorer(境界を超えた都市の探検家)」と定義されている。

◆『PCX125』と共通のエンジン

ホンダ ADV125ホンダ ADV125

ADV125は『PCX125』と共通の液冷eSP+ SOHCエンジンを搭載する。最高出力9.2kW(8750rpm)、最大トルク11.7Nm(6500rpm)を発揮し、最高速は97km/hに達する。ボア×ストロークは53.5×55.5mm、圧縮比は11.5:1。

燃費はWMTCモードで約47.6km/リットルを達成し、8.1リットルタンクで約385kmの航続距離を確保する。CO2排出量は49g/kmだ。

ホンダ・セレクタブル・トルク・コントロール(HSTC)を標準装備し、ウェット路面での後輪トラクションを管理する。アイドリングストップ機能も備え、停車後3秒でエンジンを自動停止、スロットル操作で即座に再始動する。

eSP+の低フリクション技術として、オフセットシリンダー、スパイニー鋳鉄スリーブ、ピストンオイルジェット、油圧式カムチェーンテンショナーなどを採用。ブラシレスACGスターターはクランクシャフト端に直結し、スターターモーターとオルタネーターを兼ねる。

◆シャシー

ホンダ ADV125ホンダ ADV125

フレームはスチール製デュプレックス・スチール・クレードルフレームを採用。フロントサスペンションはショーワ製テレスコピック(フォーク径31mm、ストローク130mm、ホイールトラベル116mm)、リアはショーワ製ツインショック(ストローク110mm、ホイールトラベル103mm)で、外部リザーバー式リアショックアブソーバーを装備する。

最低地上高は165mmを確保。タイヤはピレリ・トゥーランスのブロックパターンチューブレスタイヤで、フロント110/80-14、リア130/70-13を装着する。

ブレーキはフロント240mm、リア220mmのウェービーディスクを採用し、キャリパーはニッシン製。1チャンネルABSを標準装備する。車両重量は133kgだ。

◆スタイリング&装備

ホンダ ADV125ホンダ ADV125

シート高は780mm、ホイールベースは1324mm。シート下に29リットルの収納スペースと2リットルのフロントグローブボックスを備え、合計31リットルの収納容量を持つ。ウインドスクリーンはスライドロック機構により75mmの2段階調整が可能だ。全灯火類はLEDを採用する。

5インチフルカラーTFTディスプレイを搭載し、ホンダ・ロードシンクによるスマートフォン連携(音楽操作、ナビゲーション、メッセージ確認など)に対応する。USB Type-C充電ポートも標準装備する。

ホンダ・スマートキーにより、イグニッション、シート、給油口のキーレス操作が可能。盗難防止機能とアンサーバック機能も備える。

緊急停止シグナル(ESS)を標準装備し、急制動時にウインカーを自動点滅させて後続車に警告する。

◆カラーバリエーション&純正アクセサリー

ホンダ ADV125ホンダ ADV125

カラーラインアップは、「パール・ファルコン・グレー」、「パール・クール・ホワイト」、「マット・シノス・グレー・メタリック」、「マット・パール・ディアスプロ・レッド」の4色で、全て新色。

純正アクセサリーとして、ヒーテッドグリップ、セキュリティブザー、リアキャリアおよびスマートキー対応40リットルトップボックス、ボディカバーが用意される。

欧州での価格は3799ユーロ(約67万5000円)。

ホンダ ADV125ホンダ ADV125

《レスポンス編集部》

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