ポルシェ、電動化への取り組みを強化…EVハイパーカー「リマック」への出資を拡大

リマック C_Two のプロトタイプ車
リマック C_Two のプロトタイプ車全 5 枚

ポルシェは(Porsche)は3月8日、電動スポーツカーメーカーのリマックアウトモビリ社への出資比率を、現在の15%から24%に引き上げると発表した。

リマックアウトモビリ社は2009年、クロアチアに設立された。創業者のメイト・リマック氏がCEOを務める。現在、2021年に発売予定のEVハイパーカーのリマック『C_Two』の開発を進めている。

ポルシェは2018年6月、このリマックアウトモビリ社に出資し、同社の10%の株式を取得した。そして2019年秋には、出資比率を10%から15%に引き上げた。リマックアウトモビリ社は、高電圧バッテリー技術と電動パワートレインに関するノウハウを持っており、ポルシェは同社の技術を、『タイカン』に続く電動モデルの開発に役立てる。

ポルシェは、このリマックアウトモビリ社への出資比率を、現在の15%から24%に引き上げる。ポルシェはこれにより、電動化への取り組みを強化していく。

ポルシェ取締役会のルッツ・メシュケ副会長は、「リマックは重要なパートナー。リマックは、ポルシェや他の自動車メーカーのサプライヤーになるための道を順調に進んでいる。ポルシェは、非常に革新的な量産部品の開発について、リマックに最初の発注を行った」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  3. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
  4. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
  5. ホンダ『プレリュード』新型、インドネシアでは「オールブラック」なプロトタイプを初公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る