原発事故避難者に対する高速道路無料、1年延長…不正利用対策を実施へ 国交省

原発事故による高速道路の無料措置対象インターチェンジ
原発事故による高速道路の無料措置対象インターチェンジ全 1 枚

国土交通省は3月10日、福島第一原発事故による警戒区域からの避難者に対する高速道路の無料措置について、制度を一部見直した上で、期限を延長すると発表した。

原発事故による警戒区域からの避難者に対する高速道路の無料措置は、2012年4月1日から原発事故によって政府として避難を指示または勧奨している区域の住民で、避難者の生活再建に向けた一時帰宅の移動について、福島県内などの指定インターチェンジを出入口とする走行を対象に実施している。

この無料措置は2021年3月末で当初の期限を迎えるが、復興に向けた取り組みが進められる一方、引き続き避難者がある人がいる状況を踏まえ、当面、2022年3月末まで延長する。

一部の利用者で、業務や営業目的と思われる利用など制度本来の趣旨・目的に沿わない利用が確認されていることから、制度の趣旨に合った適切な利用となるよう2021年度内に見直す。具体的な見直し内容については、今後決定する予定で、決定次第公表する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る