自動運転車と電動車いすを連携、移動サービスが好評価 つくば市で実証実験を実施

自動運転車
自動運転車全 6 枚

つくばスマートシティ協議会は3月9日、自動運転車とパーソナルモビリティの連携による病院への移動を支援するスマート・コミュニティ・モビリティ実証実験を実施したと発表した。

実証実験は2月27、28日につくば市のみどり公園から筑波大学附属病院を自動運転車(レベル2)で移動した後、パーソナルモビリティに乗り換え、病院内の診察受付機まで遠隔操作で移動した。

高齢者などの交通弱者の移動・外出の促進を図るため、自動運転車と低速型パーソナルモビリティ(電動車いす)を連携して、住宅地から最終目的地までの移動を一気通貫で提供した。これによって自動運転車の実環境での走行性能やパーソナルモビリティとの連携性、利用者利便性や安全・安心性などについて検証した。

また、将来的な完全自動運転に向けて自動運転車の遠隔監視や、移動中の見守り・サポートサービスについての実証も併せて実施し、安全に安心して移動できるモデルケースを検証した。

実験の結果、参加者からは、自動運転車とパーソナルモビリティが連携することで移動がスムーズになると好評価で、交通弱者の課題解決手段として期待できるとしている。

実証実験にはKDDI、ティアフォー、アイサンテクノロジー、損害保険ジャパンなども参加した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  4. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  5. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る