極寒の地で仕上げ? メルセデスベンツ SL 新型の写真…2021年内デビュー予定

メルセデスベンツ SL 新型(次期型)の走行試験
メルセデスベンツ SL 新型(次期型)の走行試験全 7 枚

「メルセデスベンツの新型車、『300SL』(super-light)スポーツカーは、今週初めて公道での試験を行ないます。つきましてはテクニカルデータと写真をお送りします」……。当時のダイムラーベンツが1952年3月12日に媒体へ送った文章だ。69年後の今、第8世代の『SL』の開発が最終段階にある。

【画像全7枚】

69年前と同様にダイムラーは、開発中のSL(Mercedes-Benz SL)の写真を配信した。300SLの試験はドイツのアウトバーンA81号線で行われたが、8代目ロードスターの開発は、メルセデスAMGチームによって、スウェーデンの雪の中にあるクローズドの試験場で行なわれているという。開発の大部分はデジタルで進行するが、テストドライブというアナログ作業はいまだに不可欠なのだ。

たとえば、SLには8代目で初めて「4MATIC+」四輪駆動システムが採用されることから、寒冷地での試験が行なわれている。ファブリック製のルーフも積極圏に近い地で厳しい気候に耐えなければならない。走行テストはもちろんスウェーデン以外に、ニュルブルクリンクの北コースはじめ各地で進行しており、お披露目は2021年後半が予定されている。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  2. 三菱『デリカD:5』18年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  3. 日産、NISMO特別モデルと フェアレディZ 改良新型を発表へ…東京オートサロン2026
  4. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  5. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る