ブリヂストン、仏ベチューン工場の閉鎖計画に関する承認を取得

ブリヂストンは、欧州グループ会社であるブリヂストン フランスが保有するベチューン工場の閉鎖について、工場閉鎖に向けた計画が3月16日(現地時間)に現地当局により承認されたと発表した。

ブリヂストングループは、中長期事業戦略の実行に向けて、「コア事業」であるタイヤ・ゴム事業と、「成長事業」であるソリューション事業による同社独自のビジネスモデル構築を進めている。タイヤ・ゴム事業では、生産拠点の最適化を含めた経費・コスト構造改革とともに、プレミアムビジネス戦略強化等を進めて「稼ぐ力の再構築」を図っており、本件は欧州グループ会社におけるその取り組みの一環だ。

近年、欧州の乗用車用タイヤ市場では、低インチ(18インチ未満)タイヤの需要が伸び悩む一方、高インチ(18インチ以上)タイヤは堅調に推移している。ベチューン工場は低インチタイヤを主に生産しており、製造設備などの制約から高インチタイヤへの生産シフトは困難。こうした状況を踏まえ、ブリヂストンではベチューン工場の閉鎖を決定。2020年10月より開始していた関係者との協議が2021年2月26日(現地時間)に終結。工場閉鎖に向けた計画が現地当局により承認された。

今後、同工場は従業員の配置転換や再就職支援の実行など必要なプロセスを経て、2021年4月末に閉鎖される予定だ。

《纐纈敏也@DAYS》

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