三菱電機、オンデマンド運行管制の実証実験開始へ 乗車申込状況に応じてルートを自動切換

実証実験のシステム構成図
実証実験のシステム構成図全 2 枚

三菱電機は、MaaSの社会実装に向けたオンデマンド運行管制の実証実験を同社神戸製作所(兵庫県神戸市)構内で3月22日に開始する。

実証実験では、製作所構内、全長約1.5kmのコースに停留所を5か所設置。停留所端末からの乗車申込情報に基づき、通常運行(指定ダイヤに基づき全停留所を巡回)、スルー運行(乗降客がいない停留所を通過)、迂回・近道運行(乗降客がいない際、次の停留所まで最短ルートで通行)、増便・減便運行(乗車申込の件数に応じた増減便)の4つの運行モードを柔軟に切り替える。

自動走行車両への運行指示や、停留所端末への配車情報配信を全自動化し、管制員・運転員を必要としない運行を目指すほか、乗車申込数や目的地などの状況に応じた運行便数の増減や運行ルートの柔軟な変更をリアルタイムに実施することで、待ち時間や移動時間を短縮し、利用者の利便性を高める。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  4. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る