GWも青函トンネル内で新幹線の高速走行…東京-新函館北斗間は3時間54分、前回最速より1分短縮

青函トンネルを走行中の北海道新幹線車内。2016年5月。
青函トンネルを走行中の北海道新幹線車内。2016年5月。全 4 枚

JR北海道は3月18日、北海道新幹線の青函トンネル内における210km/h運転をゴールデンウィークにも実施すると発表した。

時間帯区分方式によるこの運転は、前回、2020年12月31日から2021年1月4日まで実施されたが、今回は5月3~6日の4日間、各日始発から15時30分頃までの間、上下各7本の定期『はやぶさ』で実施。5月4・5日は下りの臨時『はやぶさ9号』でも実施される。

これにより東京~新函館北斗間の最速到達時間は、前回の高速走行より1分、通常より3分短縮した3時間54分となる。

なお、この高速走行に伴ない、接続する新函館北斗~函館間の在来線連絡列車『はこだてライナー』については、函館行き4本、新函館北斗行き7本の時刻が1~3分程度繰り下げられ、関連して函館行き普通列車1本も時刻繰下げとなる。

また、特急『北斗』が運行されている函館~札幌間の在来列車では、5月2~5日、快速『エアポート』1本が新札幌~札幌間で1分程度、普通列車5本が1~6分程度時刻変更される。

一方、この高速走行で貨物列車の運行に影響を受けるJR貨物は、「必要な輸送力を確保するよう関係各所と調整を進めております」としており、3月中に詳細な運行計画を発表するという。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  3. もしも流行の「2段ヘッドライト」がなかったら…!? 一流デザイナーが斬新なフロントマスクを提案
  4. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  5. 東京外環道、千葉県内の4つのインターチェンジがETC専用に…9月2日から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る