「中央道・笹子トンネル崩落天井板事故を忘れない」---NEXCO中日本が研修施設を開設

「中央道・笹子トンネル崩落天井板事故を忘れない」---NEXCO中日本が研修施設を開設
「中央道・笹子トンネル崩落天井板事故を忘れない」---NEXCO中日本が研修施設を開設全 2 枚

NEXCO中日本は3月18日、東京都八王子市に安全啓発研修施設「安全啓発館」を新設したと発表した。

「安全啓発館」は、中央道 笹子トンネル天井板崩落事故を風化させず、社員に安全意識の徹底を図るために開設した。

事故で崩落した天井板などの現物を用いて、実物大の「トンネル模型」を設置し、事故現場の状況やトンネルの構造を再現した。変状や損傷した構造物の現物のほか、歴史を学ぶための事象年表を展示し、過去に高速道路で発生した多くの事象を学ぶことによって、リスクの感度を高め、安全を最優先して自律的に行動できる人材育成に活用する。

同社グループでは、社員一人ひとりが「笹子トンネル天井板崩落事故を決して忘れず、二度とこのような事故を起こしてはならない」との深い反省と強い決意のもと、「安全性向上への不断の取組み」を実践してきたとしている。2015年度から川崎市にある「安全啓発室」で安全啓発研修を実施してきたが、今回、安全に特化した研修施設を設置した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  4. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る