西武「レッドアロークラシック」が定期運行終了、4月29日限り…記念ロゴ掲出、記念乗車券発売も

2015年3月に運行された国分寺~本川越駅間開業120周年列車での「ニューレッドアロー」(右)。西武園駅で2000系と並ぶ。
2015年3月に運行された国分寺~本川越駅間開業120周年列車での「ニューレッドアロー」(右)。西武園駅で2000系と並ぶ。全 17 枚

西武鉄道(西武)は3月19日、10000系「レッドアロークラシック」の定期運行を4月29日限りで終了すると発表した。

「レッドアロークラシック」は、10000系10105編成に初代「レッドアロー」の5000系をイメージして、クリーム色に赤帯の塗色を施したもので、2011年11月に池袋~西武秩父間の臨時特急として運行を開始。翌12月には拝島線初の特急として運行、さらに2015年3月には国分寺線初の特急として運行された。しかし、001系『Laview』の投入により、2020年3月には池袋~西武秩父間での定期運行が終了した。現在の定期運行は新宿線のみとなっており、西武線アプリで走行位置を確認することができる。

西武ではこの運行終了を記念して、4月29日まで「レッドアロークラシック」の1・4・7号車にラストランロゴを掲出するほか、3月27日7~14時には新宿線本川越駅(埼玉県川越市)で記念乗車券を先行発売。3月29日からは、池袋・所沢・西武新宿の各駅で一般発売も開始する。発売額は1000円で、先行発売は2000セット、一般発売は3000セット限定。1人1回2セットまで購入できる。5月31日まで発売されるが、売切れ次第、発売終了となる。

このほか、西武のウェブサイト上にある西武鉄道グッズページでは、4月中旬からラストランロゴ付きの記念オリジナルグッズが発売される。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  3. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  4. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  5. “空気圧が減る理由”を徹底解説! 今日から始める賢いタイヤ管理術~Weeklyメンテナンス~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る