MINIは、EVの『クーパーSE』改良新型を発表したばかりだが、すでに次世代型の開発に着手している。キャッチしたプロトタイプは初期段階であり、ヘッドライト、テールライトをはじめフードスクープやサイドスカート、ボディパネルなどダミーコンポーネントで武装されている。

エクステリアデザインのヒントは、リヤエンドに丸みを帯びたアプローチが採用されていることと、ボディサイズがわずかにコンパクトになっている点だろう。またドアに「Electric Test Vehicle」(電気テスト車両)のステッカーが貼られていることからEVモデルであることがわかる。
キャビン内は、ダッシュボードの上部に大きく湾曲したBMW風のワイドスクリーンが確認できる。こちらも最終コンポーネントではないとみられるが、次世代型では大きな変更がもたらされる可能性が高い。
次世代型では、一気にEVへシフトチェンジするわけではなく、ICE(内燃機関)モデルやハイブリッドバージョンなども設定され2023年にデビュー予定だ。最後の内燃機関MINIは2025年に発売され、2030年にはエレクトリックブランドに完全に切り替わる。
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