「アーバン・スーパーカー」はスマートEVベース…ブラバス92R、50台限定

スポーティな内外装はブラバスならでは

モーターは最大出力を92hpに強化

0~100km/h加速は1秒短縮して10.9秒に

ブラバス 92R
ブラバス 92R全 27 枚

ブラバス(BRABUS)は3月23日、ブラバス『92R』(BRABUS 92 R)を欧州で発表した。「アーバン・スーパーカー」を標榜し、50台が限定生産される予定だ。

写真:ブラバス 92R

ブラバスは、メルセデスベンツのトップチューナーとして知られる存在だ。そのブラバスが、コンパクトEVのスマート『EQフォーツー・カブリオ』をベースに、高性能化を図ったのが92Rとなる。

スポーティな内外装はブラバスならでは

92Rにも、ブラバスならではのカスタマイズが、内外装に施されている。BRABUSフロントスポイラーを装着した。フロントグリルは、ブラック仕上げのメッシュパターンを採用する。BRABUSのサイドパネル、ディフューザーを装着し、カーボンデザインのドアミラーカバーも採用した。フロントスポイラー、サイドパネル、ディフューザーには、赤いアクセントが添えられる。ボディカラーはソリッドブラックで、ブラックのソフトトップは3層構造としている。

フロントには、185/50 ZR16、リアには205/40R17サイズの高性能タイヤを装着した。ブラック塗装のアルミホイールは、BRABUSモノブラック。BRABUSスポーツサスペンションシステムは、調整可能としている。

室内には、BRABUSファインレザーインテリアを採用する。黒いステッチ入りの赤いレザーシートには、BRABUSのキルティング加工が施される。ステアリングホイールは0時の位置に、赤いマークが入る。ブラバスデザインのシフトレバー、サイドブレーキレバー、アルミ製ペダル、シルプレートも装着された。50台の限定車であることを示すシリアルナンバープレートや専用エンブレムも配されている。ブラバス 92Rブラバス 92R

モーターは最大出力を92hpに強化

EVパワートレインは、ブラバスがチューニングした。車体のリアに搭載されるモーターは、ブラバスのパワーブーストにより、最大出力82hpから92hpへ、10hpのパワーアップを果たす。最大トルクは16.3kgmから18.3kgmへ、2kgm引き上げられた。

このパワーブーストは、BRABUS 「PowerXtra E」と呼ばれる。チューニングされたトルク制御システム、ドライビングダイナミクススイッチとアクセルペダル用モジュール、特別なゲートウェイが含まれている。

ドライバーは、4つの異なる走行モードから選択できる。標準モードは、ベース車両のスマートEQフォーツー カブリオと同じスペックとなる。エコモードは、回生ブレーキが強化される。アクセルペダルから足を離すと、フットブレーキよりも強めのブレーキが作動する。スポーツモードは、アクセルペダルがより自然に反応し、回生ブレーキは標準レベルになる。スポーツ+モードでは、最大のダイナミクスを発揮する。ブラバス 92Rブラバス 92R

0~100km/h加速は1秒短縮して10.9秒に

強化されたモーターを得たブラバス92Rは、スポーツ+モードを選択した場合、0~100km/h加速を10.9秒で駆け抜ける。ベース車両の11.9秒から、1秒短縮した。最高速は130km/h(リミッター作動)と変わっていない。1回の充電での航続は、最大125km(WLTP計測モード)となる。

ダイムラーの子会社が開発・生産するリチウムイオンバッテリーの蓄電容量は17.6kWh。充電は230ボルトソケットを利用して、およそ3時間30分。急速充電機能を備えたオプションの出力22kWチャージャーを利用すれば、およそ40分でバッテリー容量の80%が充電できる。

ブラバス92Rのドイツ本国でのベース価格は、4万6284ユーロ(約595万円)と発表された。EV購入者に対する最大9000ユーロ(約115万円)のインセンティブを適用すれば、ベース価格は3万7284ユーロ(約480万円)に引き下げられる。ブラバス 92Rブラバス 92R

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ここまで変わる? ホンダ『アコード』次期型の新デザインを予想
  2. 【スズキ ジムニーノマド 新型試乗】「よくできた万能SUV」だととらえると、評価を誤ることになる
  3. アウディ6車種858台リコール、燃料漏れ
  4. 【アウディ A5 新型試乗】「ちょうどよい」サイズと、4気筒ディーゼルとして満点の静粛性…中村孝仁
  5. 「胸アツです」「出たら欲しい!」マツダスピリットレーシング第二弾はどうなる? “最強のマツダ3”登場に期待の声!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. EV・欧州減速=日本が正しかった、では見えてこない欧州市場と中国の戦略[インタビュー]
  5. ポルシェはなぜブガッティを手放した? 10億ユーロで売却、選択と集中へ
ランキングをもっと見る