大雪対策「立ち往生発生を徹底的に回避」に基本方針を変更 国交省

新潟県上越市(1月20日)
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国土交通省は3月31日、今冬の大規模な立ち往生が発生したことを踏まえ、検討委員会が大雪時の道路交通を確保するための具体的な対策の提言をまとめたと発表した。

提言では、これまでの「道路ネットワーク全体として大規模な車両滞留の抑制と通行止め時間の最小化を図る『道路ネットワーク機能への影響の最小化』」を図る考え方から、今後は「人命を最優先に、幹線道路上での大規模な車両滞留を徹底的に回避する」ことに基本的な考え方を変更する。

具体的な対策としては短期間の集中的な大雪時には、通行止め予測の繰り返しの呼びかけ、対象の拡大、内容の具体化など「出控えなどの行動変容を促す取り組み」を実施する。また、躊躇ない広範囲での通行止め、高速道路と並行する国道の同時通行止めと集中除雪による物流の途絶を回避する。

立ち往生車両が発生した場合は、滞留状況を正確に把握できる体制確保と関係機関の連携強化が必要で、地方整備局と地方運輸局を中心とした乗員保護などに取り組むことが示されている。

大雪時の道路交通確保対策」の中間とりまとめの概要大雪時の道路交通確保対策」の中間とりまとめの概要

提言は大雪による道路交通への障害を減らすための今後の対応について検討してきた「冬期道路交通確保対策検討委員会」が今冬の大規模車両滞留も踏まえ、「大雪時の道路交通確保対策」の中間とりまとめを改定し、提言としてとりまとめた。

国土交通省では、提言に盛り込まれた内容も踏まえ、今後必要な改善を図る。

大雪時の道路交通確保対策」の中間とりまとめの概要大雪時の道路交通確保対策」の中間とりまとめの概要

《レスポンス編集部》

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