宗谷本線名寄市内の無人駅を高校最寄りへ移設…「名寄高校」に改称される東風連駅

東風連駅を移設して設けられる名寄高校駅の予定位置。
東風連駅を移設して設けられる名寄高校駅の予定位置。全 1 枚

JR北海道は4月8日、宗谷本線東風連駅(北海道名寄市)を2022年春に移設の上、「名寄高校」に改称する予定であると発表した。

東風連駅は、風連~名寄間に位置する1面1線の無人駅で、国鉄時代の1956年9月に開業した。JR北海道が2016年11月に発表した「極端にご利用の少ない駅」の速報値によると、1日あたりの乗降人員は「10名超」に分類されているが、その大半が名寄高校の生徒で、駅から高校までの約1.5kmを徒歩で通学しているという。

そこで、名寄市からは通学生の利便を図るため、東風連駅を名寄高校の最寄りまで移設させ、合わせて駅名を改称する要望が出されていた。移設が実現すると、駅から高校までは約200mと至近になる。

JR北海道で教育施設の名が駅名になった例は、ほかに札沼線(学園都市線)の北海道医療大学駅(北海道当別町)があり、名寄高校駅は2例目となる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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