ヤマハ発動機、ライディング技量を見える化する「YRFS」を開発 スキルアップを支援

「YRFS」を用いた講習風景と、受講者に提供される分析・評価のフィードバックシート
「YRFS」を用いた講習風景と、受講者に提供される分析・評価のフィードバックシート全 2 枚

ヤマハ発動機は、走行技量を可視化しフィードバックする「YRFS(ヤマハ・ライディング・フィードバック・システム)」を開発し、4月10日から安全運転啓発活動「YRA(ヤマハ・ライディング・アカデミー)」で導入する。

YRFSは、車両の位置・速度のデータをGPSロガーで取得し、走行時の「加速・減速」と「旋回」を“見える化"するシステム。レッスン中に撮影したコーナリング時のライディングフォームと走行データを載せたフィードバックシートをレッスン受講後に提供する。また、それらを照らし合わせることで浮き彫りになった受講者の課題やレッスン中のアドバイスを「インストラクターコメント」として提示。これらにより受講者のライディング技術向上をサポートする。

ヤマハ発動機では、独自の開発思想「人機官能」を探求する過程で、ヒトの操縦および車両の運動特性の研究を重ねている。YRFSはそうした研究で獲得した知見や技術の一部を用いて開発。車両を問わないシンプルなパッケージのため、国内の安全運転啓蒙活動での活用を皮切りに、タイや中国など海外の指導現場にも順次導入していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る