インフィニティ QX60 新型、3列シートSUV…2021年末までに北米発売

最大出力295hpの3.5リットルV6に9速AT

インテリジェントAWDシステム搭載

最新の「プロパイロットアシスト」を設定

インフィニティQX60モノグラフ(コンセプトカー)
インフィニティQX60モノグラフ(コンセプトカー)全 10 枚

日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティは4月9日、現在開発中の新型『QX60』(Infiniti QX60)を、2021年末までに北米市場で発売すると発表した。

【画像全10枚】

インフィニティは2012年12月、新たなネーミング手法を導入し、全車が車名に「Q」を付することを決定した。これに従い、7名乗りのラグジュアリークロスオーバー車のインフィニティ『JX』が、車名をQX60に変更した。現行QX60は2013年春、米国で開催されたニューヨークモーターショー2013で発表された。

最大出力295hpの3.5リットルV6に9速AT

新型QX60は、デザインスタディモデルとして先行公開された『QX60 モノグラフ』の市販バージョンとなる。新型QX60は、3列シートのラグジュアリークロスオーバー車として登場する。

新型QX60のパワートレインには、3.5リットルV型6気筒ガソリンエンジンを搭載する。最大出力は295hpを引き出す。トランスミッションは、新開発のZF製9速ATを組み合わせる。

新開発の9速ATは、より大きなギアレシオを備えている。これにより、レスポンスの高い発進性能を実現できるという。9速ATは、高速道路での燃費向上効果も発揮する。ギア比のワイド化により、パフォーマンスや乗り心地も向上させているという。

インテリジェントAWDシステム搭載

新型QX60では、この3.5リットルV型6気筒ガソリンエンジン+9速ATに、インテリジェントAWDシステムを組み合わせる。インテリジェントAWDシステムは、滑りやすい路面を検出し、より多くのグリップが必要な場合に、ほぼ瞬時に後輪へ駆動トルクを配分する。インテリジェントAWDシステムでは、多くのセンサーを使用して、よりグリップが必要になるタイミングを予測する。

インテリジェントAWDシステムでは、パワーの最大50%を後輪に供給して、トラクションを高めることができる。さらに、新開発の「アクティブブレーキリミテッドスリップシステム」は、車両のブレーキを利用して、トルクを左右に振り分ける。これは、部分的に凍結している路面で、とくに役立つという。

最新の「プロパイロットアシスト」を設定

インフィニティは、新型QX60に最新のプロパイロットアシストを設定する。アップデートされたテクノロジーは、よりスムーズにドライバーを支援。車載ナビゲーションシステムと連携することにより、高速道路などにおいて、ドライバーを支援する機能を強化しているという。

最新のプロパイロットアシストシステムは、新型QX60のセンサーとカメラから収集された情報をナビゲーションシステムと組み合わせて、ドライバーをより適切に支援する。ナビゲーションシステムから分析されたデータによって、新型QX60はカーブに進入する前や高速道路の出口の手前で、自動的に減速を行う。自動再発進システムも進化しており、ストップ&ゴーの交通状況で最大30秒間、車両を停止させることができるようになった。

インフィニティは、2019年モデルの『QX50』に、ブランド初のプロパイロットアシストを導入した。以来、プロパイロットアシストの強化に取り組んできた。新型QX60では、システムはより早く、よりソフトにブレーキをかけることができ、ステアリング支援も、さらに自然になっているという。また、高度なインテリジェントクルーズコントロールシステムを使用して、下り坂でも速度を維持しやすくなっているという。

新型QX60の交通標識認識システムは、インストルメントクラスターやオプションのヘッドアップディスプレイを通じて、ドライバーに重要な情報を伝達する。プロパイロットアシストが作動し、クルージング速度が設定されている場合、制限速度が変わっても、オンボードシステムから収集された情報が、速度を素早く制限スピードに一致させる、としている

《森脇稔》

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