ジャガー・ランドローバー世界販売、12%増と回復 2021年第1四半期

ジャガー Fタイプ
ジャガー Fタイプ全 9 枚

ジャガー・ランドローバー(Jaguar Land Rover)は4月13日、2021年第1四半期(1~3月)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は12万3483台。前年同期比は12.4%増と、回復を果たしている。

全販売台数12万3483台のブランド別の内訳は、ジャガーが2万3463台にとどまり、前年同期比は17.1%減と引き続きマイナス。ランドローバーは10万0020台を販売し、前年同期比は22.6%増とプラスに転じた。

市場別の第1四半期の販売実績では、中国が前年同期比127%増と大幅に増加した。一方、欧州は前年同期比4.9%減と、前年実績を下回る状態が続く。また、地元の英国も前年同期比6.8%減と減少傾向。北米は前年同期比10.4%増と、回復している。

車種別の第1四半期の世界販売実績では、ジャガーの場合、スポーツカーの『Fタイプ』が前年同期比55.8%増と大きく増加した。セダン系では、ミドルクラスの『XF』が28.4%増と好調。小型クラスの『XE』も、5.6%増と堅調だった。SUVでは、発売されたばかりの改良新型『F-PACE』と『E-PACE』の受注が好調という。

ランドローバーでは、新型『ディフェンダー』が第1四半期、全世界で1万6963台を売り上げ、販売増に貢献した。ショートホイールベースの『ディフェンダー90』の販売が開始されたこともあり、モデルチェンジを受けた新型の販売が好調だった。また、『レンジローバー』が前年同期比15.8%増、『レンジローバー スポーツ』が20.7%増、『ディスカバリー スポーツ』も28.6%増と好調だった。

ジャガー・ランドローバーの2020年の世界新車販売台数は42万5974台。前年比は23.6%減と、引き続き前年実績を下回っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 「赤色くるー!!」2026年モデルのカワサキ『エリミネーター』に熱視線!新カラー&グラフィック追加へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る