4月29日は「昭和の日」、懐かしのレトロカーが埼玉・玉川温泉に集結

集まれ!懐かしのレトロカー展(イメージ)
集まれ!懐かしのレトロカー展(イメージ)全 4 枚

昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉(埼玉県比企郡ときがわ町)では、オート三輪など12台が集結する「集まれ!懐かしのレトロカー展」を4月29日「昭和の日」に開催する。

玉川温泉を運営する温泉道場は、古き良き時代「昭和」を懐かしみ、コロナ渦で落ち込んだ気持ちを少しでも前向き・明るい気持ちにできればとの思いから、4月を「昭和レトロ月間」とし、昭和を懐かしむイベントを企画した。「集まれ!懐かしのレトロカー展」はその目玉企画。川越のミゼット愛好家協力のもと、当日は玉川温泉に懐かしのレトロカー12台が集結する。今回展示される車はすべて自走可能。貴重な車輌を見られる、またとない機会となる。

また、4月の毎週日曜日と29日には「昭和レトロファッションデー」を開催。昭和レトロな雰囲気の古着を無料で貸し出し、館内外で撮影を楽しむことができる。会場には写真撮影が得意なスタッフも待機。撮影をサポートする。

集まれ!懐かしのレトロカー展 展示予定車両

・オリエント三輪トラック(1956年・三井精機製造)
1963年に製造した三井精機工業が三輪車の製造を止めたため、残存数はほとんどなく貴重な車体。世界的インダストリアルデザイナー、柳宗理氏によるデザイン。

・ダットサン17型セダン(1938年・日産自動車)
戦前の最終型。戦艦大和、零戦よりも古く車体の骨組みは木でできている。

・ホープスター(1958年・ホープ自動車)
バーハンドルの軽三輪。軽三輪といえばダイハツミゼットが有名だが、実はミゼットより前に軽三輪を世に送り出したのが「ホープ自動車」である。

・バーハンドルミゼット(1960年・ダイハツ)
ダイハツDKAの前期型。パタパタ走り回る姿からヘリコプターと言われ親しまれた車体。大村崑さんのミゼット連呼のCMで一躍大ヒット。

・バーハンドルミゼット急坂運搬車用(1960年・ダイハツ)
ダイハツDSAの前期型。バーハンドルミゼットを元に木材運搬用に佐藤智太郎氏によって改造された車体。これが現在群馬県の下仁田付近で活躍している作業車「デルピス号」へと変化していく。急坂を登れるようにダブルギアになっている。

・T600衛生車(マツダ)
バラバラにされて20年間眠っていた車体を錆や傷もそのまま元の通り組み立て復活させたもの。軽三輪k360の兄貴分。マツダが開発したオート三輪車。戦後の急発展中の日本を、輸送や衛生面で強く支えたある意味の名車。

・ミゼットMP-5前期型(1962年・ダイハツ)
昭和30年代を代表する日本の軽三輪。

・ミゼットMP-5後期型(ダイハツ)

・K360(マツダ)
ミゼットの良きライバル、凝ったメカニズムやインダストリアルデザイナー小杉二郎氏によるデザイン。ケサブロウの愛称で親しまれる。

・スバル・R2(富士重工業)

・キャロル360(マツダ)

《纐纈敏也@DAYS》

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