警察庁が発表した2021年1~3月の犯罪統計によると、自動車盗の認知件数が1215件、前年同期22.7%減と大幅に減少した。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、入国が制限されていることから外国人の自動車窃盗団などが入国できないことなどから、自動車盗難件数は減少が続いていると見られる。
1~3月の自動車盗の検挙件数は同88.1%増の1025件と大幅に増加した。
検挙率は49.7ポイントアップして84.4%となった。検挙人数は同38.8%増の204人だった。このうち成人は176人、少年が28人だった。来日外国人は14人だった。国別ではブラジルが7人で最多だった。
自動車盗の都道府県別の認知件数で最多は愛知県で207件、次いで茨城県で181件、千葉県の178件と続く。