関空アクセス列車を減便、高師浜線は3年ほど運休に…南海の5月22日ダイヤ改正

南海の関空特急『ラピート』。速達タイプのαに本数の増減はないが、堺と岸和田にも停車するβは、平日・土休日ともに上下各9本が減便される。
南海の関空特急『ラピート』。速達タイプのαに本数の増減はないが、堺と岸和田にも停車するβは、平日・土休日ともに上下各9本が減便される。全 6 枚
南海電気鉄道(南海)は4月20日、南海線系統のダイヤ改正を5月22日に実施すると発表した。

今回の改正は、空港線の減便や「南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業」に伴なう高師浜(たかしのはま)線(羽衣~高師浜)の長期運休が柱となっている。

空港線の減便では、特急『ラピート』のうち、難波発8~16時台、関西空港発9~17時台のβを上下各9本減便。空港急行については、一部列車の編成減(8両→6両)や減便(平日4本、土休日2本)を実施する。

高師浜線については、5月22日に大阪府高石市内の南海本線羽衣駅周辺~高石駅周辺間約3.1kmが完全高架化されてから、羽衣~伽羅橋(きゃらばし)間の高架工事に着手することになっているが、「工事中の沿線環境への負担軽減及び工事期間短縮のため」として、完成までの約3年間、バスによる代行輸送が実施されることになっている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  2. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  3. マツダの新型SUV『EZ-60』すでに4万台の予約殺到! SNSでは「マツダ復権か??」「日本でも売るべき」など話題に
  4. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  5. メルセデスベンツ『Gクラス』、オープン「カブリオレ」復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る