JR九州と佐賀県江北町(こうほくまち)は4月21日、長崎本線と佐世保線の分岐駅である江北町内の肥前山口駅を「江北」に改称すると発表した。
この改称は、JR九州が地元の要望に応える形で「江北町の認知度向上や駅周辺地域の賑わいづくりなど、駅を活用した街づくりの一環」として行なわれるもので、江北町では3月に負担金を盛り込んだ予算案を可決していた。
九州新幹線西九州ルート武雄温泉~長崎間が開業する2022年度秋頃に合わせて改称するとしており、かつて寝台特急『さくら』の長崎編成と佐世保編成、特急『かもめ』『みどり』の分割併合で名を馳せた駅名が消えることになる。