ハーレー復刻モデル『エレクトラグライド リバイバル』発表 アイコンコレクション第1弾

ハーレーダビッドソン エレクトラグライド リバイバル
ハーレーダビッドソン エレクトラグライド リバイバル全 16 枚

ハーレーダビッドソンは、プレミアム復刻シリーズ「アイコンコレクション」をグローバルで展開することを発表、第1弾モデル『エレクトラグライド リバイバル』を世界限定1500台で発売する。日本国内には114台限定で導入、販売価格は337万5900円。

アイコンコレクションシリーズは、ハーレーの伝統的なフォルムを高め、アメリカらしさをより強く表現するようデザインした通年の限定生産プログラム。全世界各正規ディーラーに約1台割り当てられるよう、1500台を目安に生産する。今後も毎年1~2種類のモデルを発表するが、生産は1回限り。シリアルナンバーを付与し、全購入者には証明書も発行する。

第1弾モデルとなるエレクトラグライド リバイバルは、ハーレーのモーターサイクルとして初めて大型フェアリング「バットウィング」を搭載した1969年製『エレクトラグライド』にインスパイア。最新テクノロジーとともに復刻している。1969年当時、フェアリングとサドルバッグは白のグラスファイバー製の成形品のみだったが、リバイバルではバーチホワイトの塗装を施し、その外観を再現。タンクメダリオンとフロントフェンダーの「Electra Glide」の文字が、当時の雰囲気を醸し出している。

デザイン上の見どころは、1960年代の『FL』にも通じる、調整可能なコイルスプリングと、白と黒のカバーとクロームのレールを持つソロサドル。また、クロームのスチールレースホイールとホワイトウォールのワイドタイヤがノスタルジックな色合いを強め、その他あらゆる箇所にもクローム仕上げを施し、プレミアムクラシックとも呼べる1台に仕上げている。

1969年のオリジナルカラーにインスパイアされた単一のカラー展開で、ハイファイブルーとブラックデニムのツートンカラーの燃料タンクに、バーチホワイトのストライプを配し、フェンダーとサイドパネルにはハイファイブルーのペイントを施している。

また、クラシックなスタイルでありながら、多くの最新テクノロジーを投入。ミルウォーキーエイト114 Vツインエンジン(1868cc)を搭載し、ベースはシングルスパーのハーレーダビッドソンツーリングフレームで、現在のエンジンパワーを支える高剛性のバックボーンを採用している。シャシー全体をツーリングに最適な長距離用に設計し、エマルジョンテクノロジーを採用したリアショックアブソーバーのプリロードを油圧で調整し、最適な乗り心地とコントロール性を実現している。

さらにハーレーの最新安全支援技術「RDRS セーフティ エンハンスメント」も標準装備。他の2021年ツーリングモデル同様、Boom! Box GTSインフォテインメントシステムとカラータッチスクリーンも搭載し、2つのフェアリングマウントスピーカーも備える。

日本市場では、4月27日~5月27日に正規ディーラー各店および公式ウェブサイトで購入申込みを受け付ける。各店では5月29日に店頭にて購入権抽選イベントを開催し、ハーレーダビッドソンの新シリーズの門出をファンとともに祝う予定だ。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. かつてのマーチ、新型日産『マイクラ』英国発売に、SNSでは「英国は小型車の価値を知ってる」「日本でも売りゃいい」の声
  4. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  5. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る