三菱ランエボ「トミマキネン」、10万0100ポンドで落札…世界新記録

三菱ランサーエボリューションVIトミマキネン
三菱ランサーエボリューションVIトミマキネン全 3 枚

三菱自動車の英国部門は5月4日、保有する旧車を含めた15台のオンラインオークションにおいて、『ランサーエボリューション』の「トミマキネン・エディション」が、同車のオークション世界新記録となる10万0100ポンド(約1520万円)で落札された、と発表した。

15台の中には、英国で最も早く登録された三菱車として、『コルトランサー』と『コルトギャラン』が含まれていた。1980年代と1990年代のフラッグシップスポーツカー、『スタリオンターボ』と『3000GT』(日本名:『GTO』)も出品された。三菱自動車の象徴的なSUVとして、初代『ジープ』と2代目『ショーグン』(日本名:『パジェロ』)もリストアップされていた。

また、英国でのラリー活動の功績を示す車両として、『ギャランGTi』のラリーレプリカ、『ギャランVR4』でのRACラリーの勝利を記念して1980年代後半に製作されたプロモーション車両などもラインナップされていた。

さらに、三菱自動車の代表的なパフォーマンスカーとして、3台のランサーエボリューションも出品された。3台は走行距離が短く、グッドコンディションで維持されていた。中でも、トミマキネン・エディションがオークションのハイライトとなり、10万0100ポンド(約1520万円)の高値で落札された。

この金額は、ランサーエボリューションのオークションとしては、2007年に米国で落札された1台が記録したおよそ9万9000ポンド(米ドルを英ポンドに換算)を上回るもの。三菱自動車の英国部門は、ランサーエボリューションのオークションの落札額の世界新記録、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  2. これが最後のガソリンエンジンか!? BMW『X5 M』が歴代最強の700馬力オーバーに
  3. 月額500円、新型ドライブレコーダー付き自動車保険 東京海上日動が2026年1月に発売
  4. 新型ハイパーカー『オーロラ』、外観デザイン確定…1850馬力ハイブリッド搭載
  5. 名車「964型ポルシェ 911」を最新の姿に甦らせる、シンガーが最新レストア作品披露へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る