フェラーリ世界販売、日本は5年ぶりに減少 2021年第1四半期

フェラーリ F8 スパイダー
フェラーリ F8 スパイダー全 4 枚

フェラーリ(Ferrari)は5月4日、2021年第1四半期(1~3月)の世界新車販売(出荷ベース)の結果を発表した。総販売台数は2771台。前年同期比は1.2%増と、プラスを維持している。

写真:フェラーリの主要モデル

車種別の販売実績では、V型8気筒エンジン搭載車が牽引した。V型8気筒エンジン搭載車は第1四半期、前年同期比8.1%増とプラスを保った。フェラーリによると、『F8トリブート』と『F8スパイダー』の納車が順調に進んだためだという。

一方、V型12気筒エンジン搭載車は第1四半期、前年同期比19.6%減とマイナスに転じた。販売の主力は『812GTS』。フェラーリによると、『モンツァSP1』と『モンツァSP2』の納車も計画通り進んでいるという。

市場別の第1四半期の販売実績では、欧州や中東、アフリカが、前年同期比4%減の1459台とマイナスに転じた。南北アメリカは、前年同期比1%増の755台とプラスを維持した。中国(香港と台湾を含む)は、前年同期の約5.2倍の194台と回復。中国を除いたアジア太平洋地域は、前年同期比17%減の363台とマイナスに転じた。

また、日本は第1四半期、268台を販売した。前年同期比は13%減と、2016年以来、5年ぶりに前年実績を下回っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 雪道での長時間立ち往生に備えた防災寝袋、 冬の車中泊にも…ベアーズロックが開発
  2. 万能のメルセデスベンツ『ウニモグ』、史上最も豪華なコンセプトカー登場…『Gクラス』の上を行く
  3. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  4. ダムド、レトロな新作カスタムカー4台を展示へ!『ジムニーノマド』向け新作パーツの先行予約も…東京オートサロン2026
  5. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る