ステランティス、急速充電システムなどでEVユーザーを支援…新合弁設立

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ステランティス(Stellantis)は5月4日、傘下のFCA(フィアット・クライスラー・オートモビルス)イタリアと、Engie EPS(エンジー)社が、eモビリティ分野における合弁会社「Free2Move eSolutions」を設立した、と発表した。

エンジー社は、フランスに本拠を置く電気とガスなどのエネルギー企業だ。世界およそ70か国に拠点を擁し、電力やガスの供給で世界第2位の売上実績を持つ。

両社の合弁会社のFree2Move eSolutionsでは、住宅、ビジネス、公共の充電インフラストラクチャ、エネルギー充電サブスクリプション、「Vehicle-to-Grid」テクノロジーなど、革新的なサービスとソリューションを提供する。これにより、EVなどの電動モビリティの普及を促進することを目指す。

Free2Move eSolutionsが用意する自宅用の充電システムが「easyWallbox」だ。最大出力22kWで充電でき、ユーザーはデジタルプラットフォームを通じて、簡単に遠隔操作することが可能という。

また、「eFast」製品は、電動車の使用済みバッテリーを再利用し、30分以内に最大100kmの航続に必要なバッテリー容量を急速充電できる。ガソリンスタンド、ホテル、商業ビルなどに設置するのに、理想的なソリューション、としている。
ステランティスのeモビリティ分野における合弁会社「Free2Move eSolutions」のロゴステランティスのeモビリティ分野における合弁会社「Free2Move eSolutions」のロゴ

《森脇稔》

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