ポルシェ、営業利益は2.1倍に 2021年第1四半期決算

ポルシェ・タイカン
ポルシェ・タイカン全 7 枚
ポルシェ(Porsche)は5月7日、2021年第1四半期(1~3月)の決算を発表した。

同社の発表によると、第1四半期の売上高は77億ユーロ(約1兆0190億円)。前年同期の60億ユーロに対して、28.3%増と2年連続で前年実績を上回った。

また、2021年第1四半期の営業利益は、12億ユーロ(約1588億円)。前年同期の5億7200万ユーロに対して、およそ2.1倍と回復した。営業利益率は、前年同期の9.5%から16.2%に向上している。

2021年第1四半期の世界新車販売は7万1986台。前年同期比は36%増と、3年ぶりに前年実績を上回った。単一国の最量販市場には、引き続き米国を上回った中国だ。第1四半期は2万1991台を販売し、前年同期比は56%増と、3年ぶりの前年超え。米国も1万7368台を売り上げ、前年同期比は45%増と2年ぶりに前年実績を上回った。

欧州は第1四半期、前年同期比16%増の1万9389台と、2年連続のプラス。このうち、地元ドイツは5957台を販売し、前年同期比は14%増と、3年ぶりのプラスとなった。アジア太平洋、アフリカ、中東は、合計で前年同期比46%増の3万2129台と、プラスに転じた。日本は第1四半期、2037台を販売した。前年同期比は1.2%増と引き続き伸びている。

第1四半期の世界販売の車種別実績では、SUVの『マカン』が2万2458台で最量販車に。『カイエン』が1万9533台で続いた。『911』シリーズは9133台。『タイカン』は9072台と、911シリーズの販売台数に迫った。『718ボクスター』と『718ケイマン』は、合計で6190台。『パナメーラ』は5600台を販売している。

《森脇稔》

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