VW乗用車ブランド世界販売24%増、PHVは227%増 2021年第1四半期

フォルクスワーゲン・ティグアン 改良新型のPHV「eハイブリッド」
フォルクスワーゲン・ティグアン 改良新型のPHV「eハイブリッド」全 4 枚

フォルクスワーゲン(Volkswagen)乗用車ブランドは5月7日、2021年第1四半期(1~3月)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は136万0100台。前年同期比は24.6%増と、2桁増を達成している。

2021年第1四半期の市場別販売は、最大市場の中国(香港を含む)が73万2400台。前年同期比は60.7%増と伸びた。一方、中国を除いたアジア太平洋地域は、2.4%減の2万9500台にとどまった。日本は第1四半期、7662台を登録した。前年同期比は36.3%減と、2年連続で前年実績を下回った。

また、北米の第1四半期実績は、前年同期比8.7%増の12万7500台。南米は、7.4%増の10万9200台を販売した。西欧は第1四半期、前年同期比8.8%減の27万1100台と減少傾向にある。中央ヨーロッパと東欧も、0.3%減の5万3800台にとどまる。中東とアフリカは3.9%増の3万6500台と、プラスに転じた。

第1四半期の世界販売では、電動車が好調だった。EVは前年同期比95%増の3万0700台を販売。プラグインハイブリッド車(PHV)は、227%増の3万1850台を販売している。

フォルクスワーゲン乗用車ブランドの2020年の世界新車販売台数は532万8000台。前年同期比は15.1%減だった。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  2. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  3. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  4. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  5. 夏の風物詩「鈴鹿8耐2025」、2人体制のホンダが4連覇、6年ぶり参戦のヤマハは2位健闘
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る