トヨタ プリウス に初、全身黒ずくめの特別仕様車「ナイトシェード」…2022年型を今秋米国発売

11番目のナイトシェードは初のハイブリッド車に

7インチのタッチスクリーンディスプレイ

最新の「トヨタセーフティセンス2.0」

トヨタ・プリウス・ナイトシェード・エディション(米国仕様)
トヨタ・プリウス・ナイトシェード・エディション(米国仕様)全 15 枚
トヨタ自動車の米国部門は5月27日、『プリウス』(Toyota Prius)の2022年モデルを米国で発表した。特別モデルの「ナイトシェードエディション」とともに今秋、米国市場で発売される予定だ。

◆11番目のナイトシェードは初のハイブリッド車に

米国トヨタは、ナイトシェードエディションと呼ばれる特別モデルシリーズを、『C-HR』や『カムリ』、『カローラハッチバック』(日本名:『カローラスポーツ』に相当)など10車種に展開している。ボディカラーだけでなく、アルミホイールもブラックで仕上げているのが特長だ。プリウスにも、このナイトシェードエディションが拡大展開された。プリウスは 11 番目のナイトシェードエディションであり、ナイトシェードエディション初のハイブリッド車になる。

プリウスのナイトシェードエディションでは、ブラックのエクステリアトリム、アルミホイール、エンブレムが装備された。ボディカラーは、ミッドナイトブラックメタリックをはじめ、スーパーホワイト、シルバーメタリックが選択できる。

ナイトシェードエディションでは、ヘッドライトアクセント、ドアミラーカバー、ドアハンドル、リアスポイラー、シャークフィンアンテナなどがブラックで仕上げられる。FFモデルには 17インチの5本スポークアルミホイール、4WDモデルには 15インチのアルミホイールが装着され、ブラックのインサートとラグナットが組み合わされている。

ナイトシェードエディションの室内には、「SofTex」と呼ばれるトリム、シートヒーター、パワー調整可能なフロントシートが、標準装備される。Softex が使用されたヒーター付きステアリングホイールとセミグロスブラックのセンターコンソールも採用されている。このSoftexは、ドアアームレストにも使用された。室内ハンドルには、クロームアクセントが追加されている。

◆7インチのタッチスクリーンディスプレイ

米国向けのプリウスの2022年モデルは、グーグルの「Android Auto」、Apple の「CarPlay」など、車載コネクティビティが充実している。アマゾン(Amazon)の音声認識アシストシステム、「アレクサ(Alexa)」にも対応している。

標準のトヨタオーディオシステムは、7インチのタッチスクリーンディスプレイに、AM/FM ラジオ付きCDプレーヤー、6スピーカーが備わる。補助オーディオジャック、iPod接続可能なUSB 2.0ポート、2.1アンペアのUSB充電ポート、Bluetoothハンズフリー電話機能、電話帳アクセス、音楽ストリーミング。 「Siri Eyes Free」、バックアップカメラディスプレイ、JBL製サウンドシステムも採用している。

ドライバー正面の4.2インチのカスタマイズ可能な画面を備えたカラーデュアルマルチインフォメーションディスプレイには、Ecoスコア、Eco セーブレコード、ドライブモニター、Ecoウォレット、Ecoダイアリー機能を備えたエネルギーモニターとハイブリッドシステムインジケーターに加えて、空調、ドライバーサポートシステム、オーディオシステムコンテンツ、ナビゲーションシステムなどが表示できる。

◆最新の「トヨタセーフティセンス2.0」

米国向けのプリウスの2022年モデルには、最新の「トヨタセーフティセンス2.0」が採用された。トヨタセーフティセンス2.0には、夜間の歩行者検出機能を備えたプリコリジョンシステムをはじめ、全速度域対応のダイナミックレーダークルーズコントロール、自転車検出機能、レーン逸脱警告、自動ハイビーム、道路標識アシストが装備されている。

歩行者検出機能を備えたプリコリジョンシステムは、衝突の危険性を検知し、ドライバーが時間内に反応しない場合、自動ブレーキが作動するように設計されている。リアクロストラフィックアラートを備えたブラインドスポットモニターと、インテリジェントパーキングアシストを備えたインテリジェントクリアランスソナーも標準装備されている。

《森脇稔》

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