フェラーリが52年ぶりV6エンジン搭載へ、車名は「ディーノ」も候補に

V6エンジンを52年ぶりに搭載するフェラーリの新型プラグインハイブリッド(スクープ写真)
V6エンジンを52年ぶりに搭載するフェラーリの新型プラグインハイブリッド(スクープ写真)全 25 枚
フェラーリは現在、V6エンジン搭載の新型プラグインハイブリッドモデルを開発しているとみられるが、そのプロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。フェラーリがV型6気筒エンジンを搭載するのは、1967~1969年まで発売された名車『Dino』(ディーノ)以来52年ぶりだ。

コードネーム「F171」と呼ばれる新型フェラーリは、電気モーターと連動する新開発の3.0リットルの120度V型6気筒ツインターボエンジンを搭載。最高出力は700ps以上を発揮、そのうち110psは電気モーターから得る。EV航続は32km(20マイル)と予想されており、このパワートレインはブランド初のクロスオーバーSUV『プロサングエ』にも流用されると見られる。


『SF90ストラダーレ』異なりF171は後輪駆動で、電気モーターがパートタイム・ブースト、トルクフィル、アンチラグの役割を支援することのみを目的とすると言われる。

捉えたプロトタイプはいくつかのダミーパネルがあるものの、これまでのテストミュールから一転、はじめて量産型ボディで登場。鋭くシャープなヘッドライトを装備、リアフェンダー前部にエアインテーク、その手前には電動モデルの注意を促すイエローステッカー、アグレッシブなリアディフューザーなども見てとれる。

ディフューザーの上部にはデュアルエキゾーストパイプが確認できるが、これはダミーで本物はセンターにあると予想される。

F171のワールドプレミアは2021年内とみられ、市販型には「ディーノ」の名称も噂されている。市場では、マクラーレンの電動V6ハイブリッドスーパーカー、『アルトゥーラ』がライバルとなることは間違いない。

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《APOLLO NEWS SERVICE》

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