ヨコハマタイヤ装着のBMW勢、悪天候の中を全車完走…ニュル24時間

BMW M6 GT3 101号車(クリスチャン・クログネス選手/デイビッド・ピッタード選手/ベン・タック選手/ヨルグ・ミュラー選手)
BMW M6 GT3 101号車(クリスチャン・クログネス選手/デイビッド・ピッタード選手/ベン・タック選手/ヨルグ・ミュラー選手)全 2 枚

6月5日に決勝レースが開催された「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」で、ヨコハマタイヤを装着するヴァルケンホルスト・モータースポーツから参戦するBMW『M6 GT3』3台とBMW『M4 GT4』が完走を果たした。

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横浜ゴムは、ヴァルケンホルスト・モータースポーツとパートナーシップ契約を結んでおり、最高峰のSP9クラスに参戦するBMW M6 GT3の3台とSP10クラスに参戦するBMW M4 GT4に「ADVAN A005(ドライ用)」と「ADVAN A006(ウェット用)」を供給している。

レースはドライコンディションでスタートしたものの、コース一部で雨が降り始め、スピンやコースアウトが多発。SP9クラスの101号車(クリスチャン・クログネス選手/デイビッド・ピッタード選手/ベン・タック選手/ヨルグ・ミュラー選手)もガードレールにヒットさせ、修復のため2周ほどラップダウンとなった。

雨足はおさまり、一旦は装着したレインタイヤから再びスリックタイヤへ交換してポジション挽回を図ったが、今度は濃い霧が発生。スタートから6時間を経過して、視界不良ににより、決勝レースは昨年に続いて中断を余儀なくされた。視界はなかなか回復せず、夜間は一切走行なし。レースは正午に再開したが、チェッカーまで残り3時間半と、スプリントレース的な展開となった。

そうした状況下、SP9クラスの101号車はハイペースのラップでポジションを上げ、15位でチェッカー。102号車(サミ-マティ・トロゲン選手/マリオ-フォン・ボーレン選手/ヤクブ・ギエルマジアック選手/ヨルグ・ミュラー選手)は12位、100号車(ヘンリー・ヴァルケンホルスト選手/フリードリヒ-フォン・ボーレン選手/ヨルグ・ブリューワー選手/アンドレアス・ツィーグラー選手)は24位というリザルトを残した。

また、SP10クラスに出場したBMW M4 GT4の74号車(キャメロン・エバンス選手/ランス・ボチェッリ選手/デイビッド・ティレニウス選手/チャーリー・ボスティン選手)は5位でフィニッシュとなった。

《纐纈敏也@DAYS》

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