VW史上初の自動運転EVに、『ID.BUZZ』トップモデルは航続550km実現か

VW ID.BUZZ 市販型プロトタイプ(スクープ写真)
VW ID.BUZZ 市販型プロトタイプ(スクープ写真)全 20 枚

VWが現在開発を進める次世代EVミニバン、『ID.BUZZ』市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えた。

デトロイトモーターショー2017で初公開されたID.BUZZは、翌2018年1月のCESにおいて、画像処理用半導体メーカー「NVIDIA」(エヌビディア)とともにID.BUZZに音声、ジェスチャー、顔認識を備えるAIアシスタントを搭載すると発表した。このシステムは車両の所有者を識別し、ドアのロックを解除する機能が含まれている。

捉えたプロトタイプは、VWの商用モデル「T6.1」のテストミュールをまとっているが、T6よりワイド化されているのは明らか。またフロント、リアともにオーバーハングがかなり切り詰められているのが特徴だ。

VW ID.BUZZ 市販型プロトタイプ(スクープ写真)VW ID.BUZZ 市販型プロトタイプ(スクープ写真)
市販型では、48kWh~111kWhのバッテリーを積み、3つのパワートレインオプションで提供される。ベースモデルは後輪駆動で最高出力は200psを発揮する。111kWhバッテリーを積むトップモデルは、前後車軸にモーターを搭載、システム合計300psを発揮し、航続は342マイル(550km)を実現。オプションとして、太陽光を利用して航続距離をわずかに伸ばすソーラーパネルルーフが用意されるという。

ID.BUZZ市販型は2022年ワールドプレミアが予定されており、貨物バージョンとなる『ID.Cargo』も登場することが確定している。また2025年には、VW史上初となる完全自動運転EVバンに進化する計画も打ち立てられている。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  4. 戦後初のアウディ誕生から60周年、1965年に4ストロークエンジンで技術革新
  5. 新型『キックス』ブラジル発売で浮き彫りになった「日産への期待と本音」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る