非接触非対面のスカイレンタカー・スマートサービス、スマホが鍵になる「バーチャルキー」を採用

スカイレンタカー・スマートサービス
スカイレンタカー・スマートサービス全 4 枚

イードとジゴワッツが共同開発した、スマホがクルマの鍵になる「バーチャルキー」が、7月1日からJ-ウィングレンタリースが運営する非接触非対面の「スカイレンタカー・スマートサービス」に採用される

バーチャルキーは、クルマのスマートキーの機能をスマートフォンに置き換えるスマートロックシステム。ジゴワッツの認証基盤技術「JigoAuth」を利用した認証サーバとスマートフォンアプリおよび専用車載器により構成。自動車の鍵の解錠・施錠だけでなく、プッシュスタートボタンの有効化・無効化操作も行うことができる。バーチャルキーでは、既存アプリに鍵の操作機能を直接組み込むAPIや、一時的なスペアキーを発行できるアプリ開発不要のAPIを用意。既存サービスを低コストにオンライン化でき、非対面での鍵の受け渡しを容易に実現する。

バーチャルキーはこれまでも、スマートバリュー「KurumaBase」との連携で、「Patto」サービスとしてスズキディーラーの試乗車などをカーシェア化。NTT東日本の社用車を休日にカーシェア化するNTTル・パルク「ノッテッテ」、マンション住民に向けたEVカーシェアを提供する九州電力「weev」といったカーシェアリングサービスや、中古車販売におけるローンの可能性を広げるIDOM「ガリバースマートローン」などで採用されている。

スカイレンタカー・スマートサービスは、空港や駅など観光拠点を中心に全国224店舗、約9000台のレンタカーサービス「スカイレンタカー」を運営するJ-ウィングレンタリースが7月1日から開始する非接触非対面の高品質なレンタカーサービスだ。専用アプリから車両と日時を選択すれば予約は完了。利用当日も店舗での事前説明等も不要で、好きな時間に出発・返却できる。今後、サービス開始から3年間で合計1000台の車両を「スカイレンタカー・スマートサービス」に対応させる予定だ。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アウディ『Q3』新型がシャープなデザインに進化、6月16日デビューへ
  2. ブリヂストン史上最長、約13万kmの走行保証…新タイヤ「トランザ エバードライブ」米国発売
  3. 自動車部品大手のマレリ、わずか3年で2度目の経営破綻[新聞ウォッチ]
  4. BMWの18車種2万台にリコール…火災に至るおそれ
  5. アップル「iOS 26」発表、「CarPlay」の進化ポイントは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る