唯一無二のデザインで熟成された 86 カスタムをアピール…アーティシャンスピリッツ

唯一無二のデザインで熟成された86カスタムをアピール…アーティシャンスピリッツ
唯一無二のデザインで熟成された86カスタムをアピール…アーティシャンスピリッツ全 13 枚

トヨタ『GR 86』/スバル『BRZ』のニューモデルがお披露目された6月6日の「FUJI 86 STYLE with BRZ 2021」。会場となった富士スピードウェイには、86エアロで評価も高いアーティシャンスピリッツのブースも出展。現行86のワイド感満点の外装アレンジが注目を集めていた。

唯一無二のデザインを持つGTフェンダー
86にワイド感を注入する象徴的パーツとなる

アーティシャンスピリッツ86カスタムアーティシャンスピリッツ86カスタム「FUJI 86 STYLE with BRZ 2021」にブースを出店して、多くの86ユーザーの注目を集めていたアーティシャンスピリッツ。スポーティ指向のエアロパーツを数多くの車種に対してラインアップする同社、この日ブースに展示されたのは現行86。ブースで話をうかがうと「GR 86に対する開発も手がける予定」と今後のリリースにも含みを持たせた言葉が聞けたので期待が持てそうだ。

同社のデザインセンスを推し量るには、現行86の外装パーツを見ていくのがもっとも近道だろう。そこで展示車両の各パーツ群をあらためて紹介して行くこととしよう。

86用のエアロパーツとしては後発メーカーだったアーティシャンスピリッツ、それだけに個性的でインパクト十分なパーツデザインにこだわった。その象徴的な部分が“ワイド感”だ。GTフェンダーキットと呼ばれる存在感満点のワイドフェンダーをラインアップ、フロント=50mm、リア=80mmのワイド化をこなす、個性的なパーツだ。フロントは純正交換タイプとなる。

特にそのワイド感をリアルに感じるのは、右サイドのリアフェンダーだ。フューエルリッドパネルとの段差はかなり深く、フェンダーのワイド感を強く感じさせる。フェンダーの膨らみ感に加えエアスクープの大胆なデザイン処理などもあり、サイズ以上のふくよかさを感じさせるフェンダーとした。86のフォルムをワイドに演出することに成功し、純正には無いシルエットが楽しめるパーツ群となっている。また、フロント&リアフェンダー後部のエアダクトにはカーボンパーツ(FRPバージョンもあり)を採用するなど、細部までスポーティでインパクト十分。

フロントセクションにも個性的なバンパーを用意
サイドスポイラーもインパクト重視の形状

アーティシャンスピリッツ86カスタムアーティシャンスピリッツ86カスタム同社の86用のエアロパーツは、先に紹介したGTフェンダーキットに加えてフロントバンパー、サイドステップ、リアバンパー、さらにはGTウイングまでをラインアップしている。いずれもアグレッシブなデザインで、GTフェンダーキットのワイド感とデザインテイストを合わせることができるパーツ群となっている。

中でも、印象的なパーツがフロントバンパーだ。フロントセクションのイメージを大きく変えることができるこのパーツは、リップ部分を大きく張り出したボトムヘビーのローシルエットが印象的。15mmのダウン量を持ち、フォルムをロー&ワイドに演出するには絶好のパーツ。また、グリル開口部分にも個性的な造形を施すなど、他にはないインパクト十分なフロントセクションを作ることができるエアロパーツとなっている。

サイド部は、GTフェンダーキットに合わせて用意されるサイドアンダースポイラーを装備する。サイドステップ底部に取り付ける形状ながら、大きく跳ね上げた後部のデザインを持ち、GTフェンダーにも負けない個性を発揮(ノーマルフェンダー用のサイドステップも別途用意あり)。

リアビューのボリューム感も見どころ
2種類のウイングも好みでセレクト可能

アーティシャンスピリッツ86カスタムアーティシャンスピリッツ86カスタム同社の86デモカーを見ると、リアまわりのインパクトも十分だ。GTフェンダーのリアは80mmワイドとボリューム感満点なのは先にも紹介したが、このフェンダーに対してリアバンパーもかなりボリューミーなデザイン。センター部を大きく持ち上げたディフューザー形状を備え、4本出しマフラーとのコンビネーション。ぐっと後方に張り出すバンパー下部をブラックアウトして一層の存在感を感じさせている。また下方向に34mmダウンを施し、ローフォルムを強調するのもこのパーツの魅力となった。

また、アッパー系としてはGTウイングを装備する。2本足のスポーティなデザインのウイングはVOLTEXとのコラボ商品でシャープなリアビューを作るのに一役買っている。同パーツに加えて別途、同社オリジナルのリアウイングもラインアップ。好みでセレクトできるバリエーションの豊富さも同社の魅力でもある。

86を個性的に彩るアーティシャンスピリッツのエアロパーツ群。ワイド感を前面に押し出したアレンジを求めるなら他社のパーツ群では得られないチョイスとなるだろう。デビュー予定のGR86対応のパーツ群もリリースが予定されているのでこうご期待だ。

《土田康弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  4. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る