ジープ グランドチェロキー L 新型、米国の新工場で生産開始

米国ミシガン州デトロイトの新工場で生産を開始したジープ・グランドチェロキー L 新型
米国ミシガン州デトロイトの新工場で生産を開始したジープ・グランドチェロキー L 新型全 8 枚

ジープブランドは6月11日、新型『グランドチェロキーL』(Jeep Grand Cherokee L)の生産を、米国ミシガン州デトロイトの新工場で開始した、と発表した。

新型グランドチェロキーLはグランドチェロキーの4世代目だ。従来型の2列シート仕様ではなく、3列シート仕様であることから、「L」の名称が付された。

新型は、卓越したパフォーマンス、快適性、機能性で新境地を開拓するという。新型は、伝説的な4WD機能と改良されたオンロード性能、内外装のプレミアム性とクラフトマンシップを追求しており、グランドチェロキーの伝統を継承することを目指している。

この新型グランドチェロキーLの生産が、米国ミシガン州デトロイトの新工場で開始された。同工場は、もともとエンジン工場だったが2019年、16億ドルを投じて、新型グランドチェロキーLの組み立て工場に改修することが発表されていた。

ステランティスの最新工場となる同工場には、製造ラインにレーザーレーダーを導入した。レーダー技術はロボットに搭載されており、事前にプログラムされた何百もの車体表面と位置合わせポイントを測定して、組み立てプロセスを検証する。

この45分間の検証テストは、3つの生産シフトのすべてで行われる。ボディショップを通過する新型ジープグランドチェロキーLを検査するインライン測定システムを補完するもの、としている。

《森脇稔》

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