フォードモーター(Ford Motor)のジム・ファーリーCEOは6月12日、フォードのEV、『マスタングマッハE』のレーシングプロトタイプ、「マスタングマッハE 1400」(Ford Mustang Mach E 1400)に試乗した、と発表した。
ファーリーCEOは2020年10月、フォードモーターのトップにCOO(最高執行責任者)から昇格する形で就任した。かつて米国トヨタ販売で、副社長を務めた経歴も持つ人物だ。
そのファーリーCEOがマスタングマッハEのレーシングプロトタイプ、マスタングマッハE 1400に試乗した。同車は、「フォードパフォーマンス」とRTRビークルズが共同で開発した。フロント3、リア4の合計7モーターを搭載し、1400hpのパワーを引き出す。
駆動方式は、後輪駆動、全輪駆動、前輪駆動に切り替えることが可能。バッテリーはニッケルマンガンコバルトで、蓄電容量は56.8kWh。ブレンボ製ブレーキと、ドリフト用の油圧ハンドブレーキシステムを装備する。
フォード・マスタング ・マッハE 1400試乗を終えたファーリーCEOは、「マスタングマッハE 1400は完璧なマシン」とコメント。このツイートを見たファンからの「テスラ・モデルSのプラッドと、ドラッグレースで対決してみては?」の問いかけに、ファーリーCEOは「それもいいね」と返答している。フォード・マスタング ・マッハE 1400I can confirm the all-electric #MustangMachE 1400 is an absolute machine. Thanks @FordPerformance for letting me test drive it. pic.twitter.com/NOgtk4ZOhO
— Jim Farley (@jimfarley98) June 12, 2021